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ジャンルを飛び越え、新旧流行にとらわれることなく
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どうぞココで、いろんな好きと出合ってくれたなら
ますます楽しくなってしまうじゃない!
音楽、小説、映画、美術、TVショウ・・・いつだって、出合ったときが新しい!

Thelonious Monk「Thelonious Alone in San Francisco」 [●JAZZ]

2nd solo album, released in 1959
recorded live at Fugazi Hall, San Francisco, CA on October 21 and 22, 1959

モンクの前にモンクなし、モンクのあとにも、モンクなし
ヘンテコなミュージシャンは、その人自体が、ジャンルになる

[text●k.ryo]

ジャズに分類される・・・
ソロ・ピアノ・アルバム(Live)

モンクは、まぁ
なにを聞いても、
書きたいことが溢れてくるけど、

よくも悪くも感想が似てしまう。
「たどたどしいピアノ
下手っぴのような安定しないリズム感」

そんな長所でもあり、
短所にもなりえる個性は、
好き嫌いがわかれるだろう。
でも一度ハマると、
「ほかにこんなミュージシャンいない!」と
思ってしまう。

モンクの自作曲は、覚えやすい曲が多いので、
テーマ(ロックやポップスでいうサビ)は、
すぐ耳につくけど、
アドリブになると、まるで
ゆっくり作曲しながら、弾いているよう。
そのスラスラながれるようなメロディーと
デコボコしたリズム感が、
自然と融合すると、
自分がどんなジャンルを聞いてるのか、
わからなくなり、不可思議な感覚になる。

まぁ、そもそもジャンル分けしながら、
聞くというのも、変な話だけど、
ほとんどの音楽は、
二つから三つくらいのジャンルで
いい当てられるもんだけど、

「これは、jazzか?」とjazzに興味のない人に、
アンケートしたくなる。


聞きたい音楽がないときに、聞くと、
毎回新鮮な気持ちになる。

モンクの前にモンクなし、
モンクのあとにも、モンクなし。

ヘンテコなミュージシャンは、
その人自体が、ジャンルになる。

TOWER RECORDS ONLINE[Thelonious Monk/セロニアス・モンク]
TOWER RECORDS ONLINE「Thelonious Alone in San Francisco」

アローン・イン・サンフランシスコ+1

Thelonious Alone in San Francisco
アローン・イン・サンフランシスコ+1

  • Thelonious Monk/セロニアス・モンク
  • ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 2009/03/18
  • CD(国内)
■Track listing
01. Blue Monk/ブルー・モンク
02. Ruby, My Dear/ルビー、マイ・ディア
03. Round Lights/ラウンド・ライツ
04. Everything Happens to Me/エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
05. You Took the Words Right Out of My Heart/君は奪いぬわが心を
06. Bluehawk/ブルーホーク
07. Pannonica/パノニカ
08. Remember/リメンバー
09. There's Danger in Your Eyes, Cherie/あなたの眼がこわいの(take2)
10. Reflections/リフレクションズ
11. There's Danger in Your Eyes, Cherie/あなたの眼がこわいの(take1)


Thelonious Alone In San Francisco

Thelonious Alone In San Francisco

  • Thelonious Monk
  • Fantasy /OJC
  • 2011/06/09
  • CD(輸入)
■Track listing
01. Blue Monk
02. Ruby, My Dear
03. Round Lights
04. Everything Happens to Me
05. You Took the Words Right Out of My Heart
06. Bluehawk
07. Pannonica
08. Remember
09. There's Danger in Your Eyes, Cherie (take 2)
10. Reflections
11. There's Danger in Your Eyes, Cherie (take 1)



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The Bill Evans Trio「Waltz for Debby」 [●JAZZ]

liverecording session of June 25, 1961 at the Village Vanguard

友よ「今日聞かなくても、いい・・・
けど、50年以内には、聞いてくれ」
とオススメしたい

[text●k.ryo]

なにを書いても
1曲目「my foolish heart」の美しさを、
文字で表現するのは、不可能だ。

ただ、友よ「今日聞かなくても、いい・・・けど、
50年以内には、聞いてくれ」とオススメしたい

それくらいこの美しさは、普遍的だ


ピアノトリオ・ジャズのライブ盤。
ライブ盤なのにとても音がよく、
観客の話し声やグラスの音(乾杯)などが、
リアルに聞こえるけど、
この音楽にハマると、
ひと言も発してはいけない緊張感があり、
全身で音に集中しようと、吸い込まれる。

エヴァンスの魅力は、バラードにあると、
個人的には思うけど、
このアルバムのなかには、
ベーシストが、ヴォンヴォンと歌うように、
奏でる曲や
トリオの掛け合いが、スピーディーに展開される「milestones」も
収録されている。

このアルバムのよさがわからないなら、ほかのピアノトリオを買う必要はない。

[Personnel]
Bill Evans/ビル・エヴァンス(p.)
Scott LaFaro/スコット・ラファロ(b.)
Paul Motian/ポール・モチアン(ds.)


TOWER RECORDS ONLINE[The Bill Evans Trio/ ビル・エヴァンス・トリオ]
TOWER RECORDS ONLINE「Waltz for Debby」

Waltz for Debby

Waltz for Debby/ワルツ・フォー・デビイ

  • The Bill Evans Trio/ビル・エヴァンス・トリオ
  • Fantasy
  • 2010/09/30
  • CD
■Track listing
01. My Foolish Heart
02. Waltz for Debby(Take 2)
03. Detour Ahead(Take 2)
04. My Romance(Take 1)
05. Some Other Time
06. Milestones
07. Porgy
[Bonus Trac]
08. Discussing Repertoirek
09. Waltz for Debby(Take 1)
10. Detour Ahead(Take 1)
11. My Romance(Take 2)


Related articles→Bill Evans「From Left To Right」




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Charles Mingus「Mingus at Antibes」 [●JAZZ]

live album 1976 release(original/analog)
1960年7月13日、アンティーブ・ジャス・フェスティバル(仏)でのライブ2枚組

願いが叶うならジャズ喫茶で聞いてくれ
生まれて初めて、クラブやフェスに行った感動を
音だけで味わえる1枚

[text●k.ryo]

ミンガスの最高傑作。

ドルフィーのリーダー・アルバムにはない、良さが満開!

まるで、スイング・ジャズが、フリー寸前の演奏をしてるようだ。


個性が強いし、演奏も長いから、
飽きるかもしれない。
そんなときは、レコードのように3曲だけ聞けばいい。

こんなことやってるのは、ミンガスしかいないので、
2か月ぶりくらいに聞くと、毎回ブットブ


そして、もしも願いがかなうなら、
ジャズ喫茶(spot)“キャンディー”で聞いてくれ。
生まれて初めて、クラブやフェスに行った感動を、
俺は音だけで(これってなかなかないことよ)、味わえる。
大人な趣味でしょ!?

アンティーブ・ジャス・フェスティバル=ソプラノ・サックス、クラリネット奏者シドニー・ベシェ(1959年パリで逝去)の追悼コンサートとして1960年に南仏・アンティーブで開催、以降毎年催されているジャズ・フェスティバル。

Jazz Spot CANDY → http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/ 
千葉市稲毛区稲毛東3-10-1


[Personnel]
Charles Mingus/チャールス・ミンガス(b./p.)
Ted Curson/テッド・カーソン(tp.)
Eric Dolphy /エリック・ドルフィー(as./bcl.)
Booker Ervin/ブッカー・アーヴィン(ts.)
Dannie Richmond/ダニエル・リッチモンド(ds.)
Bud Powell/バド・パウエル(p.)


TOWER RECORDS ONLINE[Charles Mingus]
TOWER RECORDS ONLINE「Mingus at Antibes」

Mingus at Antibes [12 inch Analog]

Mingus at Antibes
12 inch Analog

  • Charles Mingus
  • Hi Horse Records
  • 2010/01/05
  • LP Record

Mingus at Antibes

Mingus at Antibes

  • Charles Mingus
  • Atlantic / Wea
  • 1988/08/25
  • CD

Mingus at Antibes

Mingus at Antibes

  • Charles Mingus
  • Rhino/Wea UK
  • 2010/12/16
  • CD
■Track listing
01. Wednesday Night Prayer Meeting
02. Prayer For Passive Resistance
03. What Love?
04. I'll Remember April
05. Folk Forms I
06. Better Git Hit in Your Soul


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Miles Davis「Bitches Brew Live」 [●JAZZ]

live album 2011.02.07(2011.2.23) release

ロックフェスに乗り込んだマイルスが
自分たちの即興演奏を「なんとでも呼べ・・・」とは
痺れますな

[text●k.ryo]

いつもマイルスばかりじゃ・・・
と思い、
ニコ動とかで、ザゼンやレディオヘッドとか
ノスタルジーでWANDSやラルクとか聞いたりするけど、
どうにも「ガツン」と来ない
そりゃDJごっこすれば、テンションもあがるけど、
「音」だけで持ってかれるのは、
やっぱマイルスだな
あとは、62~64年くらいのコルトレーンのライブとか

もうカッコイイ演奏は、ボ~っとネットしながら聞いてても、
もってかれるのだ
体が知らず知らずのうちに、
貧乏ゆすりでハイハットのリズムをきざみ、
トランペットやサックスの音を追いかけ、
トグロをまき、うねるウネル


少しだけアルバムのことを
え~、大事なフェスなのに、
サックスのショーターが車渋滞で遅刻したとかで、
マイルスのみのワンホーン・カルテットである
この編成が好きかどうかは別として、
貴重です

オールスターな「bithers brew」スタジオ盤(超名盤)とは、
まったく違うアレンジを堪能あれ

あと
4曲目以降は、
70年ワイト島の演奏です
タイトルは別名「call it anything」

ロックフェスに乗り込んだマイルスが、
自分たちの即興演奏を「なんとでも呼べ・・・」とは、
痺れますな

TOWER RECORDS ONLINE[Miles Davis]
TOWER RECORDS ONLINE「Bitches Brew Live」

Bitches Brew Live

Bitches Brew Live

  • Miles Davis
  • Sony Legacy
  • 2011/02/07
  • CD
■Track listing
[Live at the Newport Jazz Festival]
01. Miles Runs the Voodoo Down/マイルス・ランズ・ザ・ヴードゥー・ダウン
02. Sanctuary/サンクチュアリ
03. It's About That Time/The Theme/イッツ・アバウト・ザット・タイム/ザ・テーマ

[Live at the Isle of Wight Festival 1970]
04. Directions/ディレクションズ
05. Bitches Brew/ビッチェズ・ブリュー
06. It's About That Time/イッツ・アバウト・ザット・タイム
07. Sanctuary/サンクチュアリ
08. Spanish Key/スパニッシュ・キー
09. The Theme/ザ・テーマ

[Personnel]
Miles Davis/マイルス・デイヴィス(tp)
Wayne Shorter/ウェイン・ショーター(ss)
Chick Corea/チック・コリア(el-p)
Dave Holland/デイヴ・ホランド(b)
Jack Dejohnette/ジャック・ディジョネット(ds)

Gary Bartz/ゲイリー・バーツ(ss,as)
Keith Jarrett/キース・ジャレット(org)
Airto Moreira/アイアート・モレイラ(per)


Bitches Brew

Bitches Brew

  • Miles Davis
  • Sony
  • 1999/06/10
  • CD+CD
■Track listing
[DISC 1]
01. Pharaoh's Dance/ファラオズ・ダンス
02. Bitches Brew/ビッチェズ・ブリュー
[DISC 2]
01. Spanish Key/スパニッシュ・キー
02. John McLaughlin/ジョン・マクラフリン
03. Miles Runs The Voodoo Down/マイルス・ランズ・ザ・ヴードゥ・ダウン
04. Sanctuary/サンクチュアリ
05. Feio/フェイオ

[Personnel]
Miles Davis/マイルス・デイヴィス(tp)
Wayne Shorter/ウェイン・ショーター(ss)
Bennie Maupin/ベニー・モウピン(b.cl)
John McLaughlin/ジョン・マクラフリン(g)
Joe Zawinul /ジョー・ザヴィヌル(p)
Chick Corea/チック・コリア(p)
Larry Young/ラリー・ヤング(p)
Dave Holland/デイヴ・ホランド(b)
Harvey Brooks/ハーヴェイ・ブルックス(b)
Lenny White/レニー・ホワイト(ds)
Jack Dejohnette/ジャック・ディジョネット(ds)
Don Alias/ドン・アライアス(ds/per)
Jim Riley/ジム・ライリー(per)
オリジナル盤は1970年4月発売


■Related articles
Miles Davis「KIND OF BLUE」
Miles Davis「get up with it」
Miles Davis「‘FOUR’ & MORE」(Live)

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Bill Evans「From Left To Right」 [●JAZZ]

album 1970 release(CD 1998.11.13)

ちょっと珈琲でも飲むみたいに
一服するみたいに、美しいメロディを奏でる
胸に染み入るような切なさたっぷりの音

[text●h.mariko]

ジャズというと、どうしても敷居が高いというか、ロックばっかり聴いてきた身としては、いったい誰から聴いたらいいのか、わからなかった。さらに、困ったのはそのCDの多さ。膨大な数から、どれを選んだらいいのか、思わず売り場で天を仰いだ。

いろんな楽器があるなか、わかりやすくて聴きやすそうなのはピアノかな、と思って、ピアノのジャズ・プレイヤーで有名なのは誰だろうと調べたら、ビル・エヴァンスを知った。
ピアノの音は好きなのだが、どうも私はピアノに嫉妬しているきらいがある。叩けば音が出る、こういっては何だが、音を出すのにあまり技術の要らないこの楽器。にもかかわらず、小学生の年齢まで習っていたのだが一向に上達しなかったのは、今から思うと単に練習が嫌いだったからだと思う。
が、この人、ビル・エヴァンスはどうだ。
簡単に、なんというか、ちょっと珈琲でも飲むみたいに、一服するみたいに、美しいメロディを奏でている。それだけでも驚きなのだが、このアルバムは右手と左手でそれぞれ違うピアノを弾いているというから驚きも倍増。
胸に染み入るような切なさたっぷりの音、できれば、夜、疲れたときに、少々のアルコールを片手に聴いてみたら、ムードが倍増するのではなかろうか。

奇しくも、彼の命日(1980年9月15日)は、私の誕生日。何やら、運命めいたものを感じる。

TOWER RECORDS ONLINE[Bill Evans]
TOWER RECORDS ONLINE「From Left To Right」

From Left to Right

From Left to Right

  • Bill Evans
  • Polygram Records
  • 1998/11/13
  • CD
■Track listing
01. What Are You Doing the Rest of Your Life?/これからの人生
02. I'm All Smiles/アイム・オール・スマイルズ
03. Why Did I Choose You?/ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー?
04. Soiree/ソワレ
05. The Dolphin-Before/ドルフィン~ビフォア
06. The Dolphin-After/ドルフィン~アフター
07. Lullaby for Helene/ララバイ・フォー・ヘレン
08. Like Someone in Love/ライク・サムワン・イン・ラヴ
09. Children's Play Song/チルドレンズ・プレイ・ソング

bonus tracks(別テイク)
10. What Are You Doing the Rest of Your Life?/これからの人生
11. Why Did I Choose You?/ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー?
12. Soiree/ソワレ
13. Lullaby for Helene/ララバイ・フォー・ヘレン


[Personnel]
Bill Evans/ビル・エヴァンス(P.)
Eddie Gomez/エディ・ゴメス(B.)
Marty Morell/マーティ・モレル(Ds.)
Sam Brown/サム・ブラウン(G.)

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The Art Farmer Quartet「To Sweden With Love」 [●JAZZ]

1964.04.28, 04.30 ストックホルムにて録音

ん~理屈抜きに美しい
イントロ数秒で美しい
ふぅ(ため息)

[text●k.ryo]

わかるかな
わかんねぇーだろうな

またジャズである
今までのマイルスとかに比べれば、
普通のジャズに聞こえる系

でもピアノがいない

この編成は、
夜のお酒のお供
ジェリー・マリガン「ナイト・ライツ」(名盤)に似てる。

ん~理屈抜きに美しい
イントロ数秒で美しい
アドリブのソロなのか、テーマ(サビ)なのか、
わからないくらい、すらすらと吹きやがる!
ふぅ(ため息)
この感じは、アートペッパーに似てるな。

ジャズのイメージどおり、型にはめるのは、
あまり好きじゃないけど、
全体のムードが優しくあったかいからか、
夕方~夜に合う


過激に、新しいものを取り入れていくのも、
音楽の生き方として、かっこいいカリスマ性を放つが、
頑固(?)一徹なジャズマンも、
何度も手が伸び、ゆっくり聞きたくなる“B級”名盤をたくさん残す。

そんなのをみつけるのもまたジャズの楽しみ

TOWER RECORDS ONLINE[The Art Farmer Quartet]

To Sweden With Love

To Sweden With Love

  • The Art Farmer Quartet
  • Koch Records
  • 1999/05/18
  • CD

スエーデンに愛をこめて(完全生産限定盤)

スエーデンに愛をこめて
(完全生産限定盤)

  • The Art Farmer Quartet
  • ワーナーミュージック・ジャパン
  • 2005/11/09
  • CD
■Track listing
01. Va Da Du? (Was It You?) /ウォズ・イット・ユー
02. De Salde Sina Hemman (They Sold Their Homestead) /ゼイ・ソールド・ゼア・ホームステッド
03. Den Motstravige Brudgummen (The Reluctant Groom) /リラクタント・グルーム
04. Och Hor Du Unga Dora (And Listen Young Dora) /アンド・リッスン・ヤング・ドーラ
05. Kristallen Den Fina (The Fine Crystal) /美しき水晶
06. Visa Vid Midsommartid ( Midsummer Song) 真夏の歌


[Personnel]
Art Farmer/アート・ファーマー(flu)
Jim Hall/ジム・ホール(g)
Steve Swallow/スティーヴ・スワロー(b)
Pete LaRoca/ピート・ラロカ(ds)

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Miles Davis「KIND OF BLUE」 [●JAZZ]

アドリブに一切の無駄を感じず
何も付け足すことの許されない緊張感が
このアルバムの磁場であり、魅力だ

[text●k.ryo]

またしてもjazzである。
ただこのアルバムがアコースティックジャズにおいて、最高峰なのは50年前も50年後も変わらない。
今さらだが、jazzの特徴はアドリブだと思う。
つまり一般的に口ずさむサビ(テーマ)のメロディーよりも、
アドリブの美しさに耳を傾ける音楽。
そのアドリブ部分に一切の無駄を感じず、何も付け足すことの許されない緊張感がこのアルバムの磁場であり、魅力。
おおげさじゃなく、ベースラインからハイハットの細かな音、
アドリブ奏者のバトンタッチの瞬間など、細かな部分まで“愛おしく”聴くたび新鮮に感じる。
本作とは違う編成の、ビル・エヴァンスのピアノトリオの傑作「ワルツ・フォー・デビー」とこのアルバムがあれば、ミディアム・スロー系jazzアルバムはほかにいらないと断言してもいい。

[Personnel] 
Mile Davis(trumpet)
Jhon cotrane(tenor saxophone)
Julian"Cannonball"Addeley(alto saxophone)
Bill Evans(piano)
Wynton kelly(piano)
Paul Chambers(bass)
Jimmy Cobb(drums)

1959年録音
1)So What
2)Freddie Freeloader
3)Blue In Green
4)All Blues
5)Flamenco Sketches


カインド・オブ・ブルー

カインド・オブ・ブルー/KIND OF BLUE

  • マイルス・デイビス
  • ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 2007/10/24
  • CD

Kind of Blue: 50th Anniversary Legacy Edition/+DVD

Kind of Blue
50th Anniversary Legacy Edition
+DVD

  • Miles Davis
  • Columbia
  • 2009/02/23
  • メディア: CD

ワルツ・フォー・デビイ+4

ワルツ・フォー・デビイ+4

  • ビル・エヴァンス
  • ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 2007/09/19(1961年録音)
  • CD


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渡辺貞夫「SADAO WATANABE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL」 [●JAZZ]

Recorded Live Jun .18, 1970 at Casino de Montreux, Switzerland

toeなどの
ロック(?)系インストが好きな人に
オススメ

[text●k.ryo]

偶然にも、75年までのナベサダ&ヒノテルはカッコイイ。
マイルスもしかり。
若さゆえの勢いと、実験性のバランスがほどよく調和し、古くさくならない。
三者とも以降は、フュージョンの流れにのり、“軟派”になってしまう。

toeなどのロック(?)系インストが好きな人に、オススメしたい。

特有な“間”のタイム感などから、jazzへの入口にもなり、
日本人なりのコルトレーンなどへのオマージュが随所に散りばめられてるぶん、
長く聞けるアーティストだと思う。

ちなみにドラムは、つのだ☆ひろです。

OFFICIAL WEB SITE→  http://www.sadao.com/ 


モントル-・ジャズ・フェスティバルの渡辺貞夫

SADAO WATANABE
AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL

  • 渡辺貞夫
  • ソニーレコード
  • 2000/02/19
  • CD
1. ROUND TRIP : GOING & COMING
2. LAMENT
3. TOKYO SUITE : SUNSET
4. PASTORAL-THEME-

[Personnel] 
渡辺貞夫 (as,fl,sn)
増尾好秋 (g)
鈴木良雄 (b)
角田ヒロ (ds)

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渋さ知らズ「渋全」 [●JAZZ]

あらゆる音楽を飲み込み吐き出された楽曲たちは
とにかく自由で刺激的
引きずり込まれてしまったら最後
ひとまず観念して、身を委ねるしかない

[text●u.junko]

渋さ知らズは何者なのか。私はいまだにこの謎が解明できないでいる。
ただわかるのは、一度でも彼らを知ってしまったら、もう逃げられないってこと。
初めて彼らのパフォーマンスを見たとき、きっと“百鬼夜行”っていうのは、こういう光景のことなのかもしれないと、本気で思った。

彼らは音楽を奏でます。楽団の前ではさまざまなタイプ(褌姿だったり、全身が白かったりセクシーだったり、そりゃあもう、よりどりみどり)の踊る人たちがいます。たまに火を噴きます。これだけでも相当何がなにやらわからない。

でも、蠢くような熱気と狂乱がたしかにそこには渦巻いて、何かが生まれる前のような高揚感に包まれてしまう。この感覚は何かに似ている。あぁ、そうだ。子どものころ、ホラー映画を見るときに、怖くて両手で顔を覆っているのだけど、なぜか指の隙間から恐る恐る見てしまうあの感じ。怖いけど見たい。何だかわからないけど引きつけられて、目が離せなくなる。渋さ知らズはまさにそれだ。正体のわからないものほど興味がそそられる。

とはいえ、視覚的なことだけで彼らを語ろうなんて笑止千万。ジャズ、ラテンとあらゆる音楽を飲み込み吐き出された楽曲たちは、とにかく自由で刺激的。すべてにおいて雑多で予定調和なんてあるわけがない。このアルバムはベスト盤だが、聴くものを引きずり込んでいく恐るべき力がある。引きずり込まれてしまったら最後。ひとまず観念して、身を委ねるしかないのです。

もう一度いう。渋さ知らズは何者なんだ!?

OFFICIAL WEB SITE→ http://www3.alpha-net.ne.jp/users/poipoi/index/top.html
渋さ知らズオーケストラ→ http://plankton.co.jp/shibusa/


渋全

渋全

  • 渋さ知らズ
  • エイベックス イオ
  • 2006/01/11
  • CD

渋さ20周年記念 新作アルバム
渋夜旅

渋夜旅

  • 渋さ知らズ
  • プランクトン
  • 2010/03/07
  • CD

渋旅初め [DVD]

渋旅初め

  • avex io
  • DVD

渋栗ライブ~渋編~DVD

渋栗ライブ~渋編~

  • バウンディ
  • DVD

渋さ知らズ

渋さ知らズ

  • 陣野俊史著
  • 河出書房新社
  • 2005/06/17
  • 単行本


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akiko「コラージュ」 [●JAZZ]

声を聞いただけで
ため息が出るような
美しさ

[text●h.mariko]

JAZZというのは、どうも間口が広すぎて、どこから手をつけてよいか
分からなかった。そこで、“好きな曲を歌っている人”を聴いた。
「Fly Me To The Moon」
それが聴きたかっただけなのだが、すっかりやられた。
この、akikoというヴォーカリストに。

声を聞いただけで、ため息が出るような、美しさ。
名門レーベルであるヴァーヴからCDが出てるとか、
そういうことじゃなくて。
akikoという人の奏でる声とその世界が、
この1枚にはたっぷり詰まってる。

夜中に、キャンドルの明かりを眺めながら、ゆっくりウィスキーのグラスを傾ける。
そんな、小さいけど幸せな日常にぴったりの1枚である。

あまりにベタな言い方だけど、わかりやすくて素晴らしいアルバムです。
JAZZの入り口に、ぜひ。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/akiko/ 

コラージュ

コラージュ

  • akiko
  • ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 2008/12/17
  • CD



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UA×菊地成孔「cure jazz」 [●JAZZ]

ひたすら伸びやかでエロティックな音が
頭から離れなくなった

[text●u.junko]

それまで私が思っていたジャズのイメージは、ドレスコードがあるようなおしゃれなお店で流れている、子どもなんかが足を踏み入れてはいけないような、とにかく“大人の音楽”だった。
このアルバムはサックス奏者である菊地成孔とUAによるオリジナル楽曲に加え、ジャズのスタンダード楽曲がカバーされている。
正直、ジャズについての知識は皆無といってもいい私にとっては、ただ単純にスピーカーから流れてくる、ひたすら伸びやかでエロティックな音が頭から離れなくなった。そしてタイトルにある「cure」という言葉どおり、まさしく「治癒」されていくように心地よい。でも、どこか怖く、いけないとわかっていても、恐る恐る覗き込んでしまうような感覚。それはまるで甘美な毒のよう。
大人の音楽というより“大人じゃなきゃできない音楽”なのかもしれない。昔見た映像で、村上“ポンタ”秀一が“ジャズはヤクザだ”といっていた。その理由を知るにはまだ至らないが、いろいろな感情を包容した音楽がジャズなのだと思った。初心者にも聴きやすく、静かなる狂気と豊潤さを感じさせる1枚。

UA OFFICIAL WEB SITE→  http://www.uauaua.jp/ 
KIKUCHI NARUYOSHI OFFICIAL WEB SITE→  http://www.kikuchinaruyoshi.com/ 

cure jazz

cure jazz

  • UA×菊地成孔
  • ビクターエンタテインメント
  • 2006/07/19
  • メディア: CD

01)Born to be blue
02)Night in Tunisia
03)Over the rainbow
04)Music on the planet where dawn never breaks
05)Ordinary fool
06)嘆息的泡
07)This city is too jazzy to be in love
08)Luiza
09)Honeys and scorpions
10)Hymn of Lambarene
11)I’ll be seeing you
12)Nature d’eau


菊地成孔はUAのアルバム「SUN」(2004.3.2)に
SAXとホーンアレンジで参加、
UAは菊地成孔のアルバム「DEGUSTATION A JAZZ」(2004.4.7)に
ボーカルで参加している。


SUN

SUN

  • UA
  • ビクターエンタテインメント
  • 2004/03/24
  • CD

Degustation a Jazz

Degustation a Jazz

  • 菊地成孔
  • イーストワークスエンタテインメント
  • 2004/04/07
  • CD



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Miles Davis「get up with it」 [●JAZZ]

時代性や音楽ジャンルを超越した演奏 
たぶん、10年後の音楽好きの若者に聴かせても 
“斬新さ”は失わない 

[text●k.ryo]

マイルス・デイヴィスの長い歴史の中では
“中期(エレクトリック・マイルス)”のラストに位置する2枚組アルバム。
1曲30分以上ある曲もあれば、4~5分の曲もあるけど、
一般の人が連想する“jazz”は、1曲もないと思う。
マイルスファンですら、iPodなどでシャッフルで聴くと
「なんだ・・・誰だ!? この曲?」ってなる。

時代性や音楽ジャンルを超越した演奏。
たぶん、10年後の音楽好きの若者に聴かせても、“斬新さ”は失わないと思う。
俺はマイルスを、そのときの気分に応じて、聴く。毎日。一生。

Get Up with It

Get Up with It

  • マイルス・デイヴィス
  • Sony/Columbia
  • 2000/08/03
  • CD

disc1
1)He Loved Him Madly
2)Maiysha
3)Honky Tonk
4)Rated X

disc2
1)Calypso Frelimo
2)Red China Blues
3)Mtume
4)Billy Preston

[Personnel] 
Miles Davis(tp)/Dave Liebman(fl)/Sonny Fortune(fl)
Badal Roy(tabla)/Steve Grossman(ss)/John Stubblefield(ss)
Carlos Garnett(ss)/John McLaughlin(g)/Cornell Dupree(g)
Pete Cosey(g)/Reggie Lucas(g)/Dominique Gaumont(g)
Khalil Balakrishna(sitar)/Michael Henderson(b)
Keith Jarrett(key)/Herbie Hancock(key)/Cedric Lawson(key)
Billy Cobham(ds)/Al Foster(ds)/Bernard Purdie(ds)
James Mtume(per)/Airto Moreira(per)/Wally Chambers(hca)
ほか
オリジナル盤は1974年発売

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山下洋輔トリオ「キアズマ」 [●JAZZ]

雨の日はJAZZを

嵐のように
好き勝手にピアノ、ドラムを叩きまくり
サックスを吹き倒す

[text●k.ryo]

フリージャズ系のピアニストであり、絶頂期のドイツでのライブ盤。
嵐のように、好き勝手にピアノ、ドラムを叩きまくり、サックスを吹き倒すトリオ演奏。
一般の人からすれば、“メチャクチャに弾いてるだけ”と思われるだろうが、
この破壊力に勝るアルバムが75年前後の他の音楽ジャンルにあるだろうか。
聴く側にも気合いがいるアルバムだが、タイトル曲「キアズマ」だけでも、音量を最大限にして、聴いてほしい。
“非日常”を味わえるはずだ。

キアズマ

キアズマ

  • 山下洋輔トリオ
  • ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 2009/05/27
  • CD

山下洋輔 (p)坂田明 (as)森山威男 (ds)

(1)ダブル・ヘリックス(2)ニタ(3)キアズマ
(4)ホース・トリップ(5)イントロ・ハチ(6)ハチ
録音1975年6月6日ドイツでのライブを収録


OFFICIAL WEB SITE→ http://www.jamrice.co.jp/yosuke/index.html 

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Miles Davis「‘FOUR’ & MORE」(Live) [●JAZZ]

雨の日はJAZZを

激しさのなかに、
ハードコア・パンクにも似た魅力を見つけた

[text●k.ryo]

こういう紹介の仕方はあまり好きではないけど、ジャズのトランペッターである。

アコースティック・ジャズでできる、最もテンポの早い演奏。テンションの高いアルバム。
リズム隊がソロイストを煽り、バトンタッチした次のソロイストが勢いを加速させ、ときに変調させていく。

ジャズを軟弱な音楽……と思っている人にこそ聴いて欲しい。
激しさの中に、ハードコアパンクにも似た魅力を見つけたなら、フリージャズやエレクトリックマイルスへの入口だ。
マイルスだけで10年は楽しめる。

フォア & モア

‘FOUR’ & MORE

  • マイルス・デイビス
  • ソニーミュージックエンタテインメント
  • 2005/08/24
  • CD

マイルス・デイビス(tp)/ジョージ・コールマン(ts)
ハービー・ハンコック(p)/ロン・カーター(b)
トニー・ウイリアムス(ds)


(1)SO WHAT(2)WALKIN'(3)OSHUA / GO-GO (Theme and Announcement)
(4)FOUR(5)SEVEN STEPS TO HEAVEN
(6)THERE IS NO GREATER LOVE / GO-GO (Theme and Announcement)
録音1964年2月12日 N.Y.リンカーン・センター"Philharmonic Hall"


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