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島村洋子著「ザ・ピルグリム」 [●BOOK]

初版 2005.04.25 中央公論新社刊

大切な人をしっかりと守り通すには
自分自身が、もっともっと強くならなければならないし
周りを見渡す余裕が必要なのだ、としみじみ感じた

[text●h.mariko]

両親が離婚の相談をする間に四国のお遍路ツアーに放り込まれる少年、直人。
動物園の閉鎖に伴い、動物を“処分”することができずに、キリンのダーニを連れて逃げる飼育員の夏子。
前の夫との生活が嫌になり、トラック野郎と再婚するも田舎生活に嫌気がさしている浩美。
脚フェチの夫といろんな意味でヤバい状態の春香。
娘が消えてから自分を喪っている高橋夫人。

さまざまな人が、さまざまに交差しながら進んでいくストーリー

自分が生きることとはフィールドを守ることであったりいろんな人のことを考えなくてはならなかったり面倒なこともたくさんあるけれど、大切な人をしっかりと守り通すには、自分自身が、もっともっと強くならなければならないし、周りを見渡す余裕が必要なのだ、としみじみ感じた。

いろんな人のいろんな気持ちがぐるぐる回る、最終的な着地点は明るい未来という感じで、読みやすくライトに楽しめる作品。

ザ・ピルグリム

ザ・ピルグリム

  • 島村洋子著
  • 中央公論新社
  • 2005/04/25
  • 単行本




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アダム・シャンクマン監督作品「ロック・オブ・エイジズ」 [●DVD]

2012年公開作品(原題「Rock of Ages」/2011年製作 アメリカ映画

夢を追う人も夢を見たい人も、夢に少し疲れた人も
この映画を見て、夢ってなにか確かめたい

[text●o.ayumi]

舞台は1980年代後半のアメリカ・ロサンゼルス。MTVが全盛のミュージック・シーンは“アメリカン・ドリーム”真っ盛りの時代だ。ちょうど私が生まれたばかりのころの話。
主人公は、ブロンドヘアのイケイケなネーチャンのシェリーと、ロックスターを夢見るドリュー。夢を抱いてロサンゼルスにやってきて、働きはじめた老舗ライブハウス“バーボンルーム”で起きる、ある出来事をキッカケに夢と現実に翻弄されていくふたりの話なのだが、それが遠い昔話のようで、けれどどこか現実味があって、グイグイと物語に引き込まれでしまうのだ。

もうひとりの主人公といって等しい、酒と女と入れ墨がトレードマークの伝説のロックヒーロー、ステーシー・ジャック。酸いも甘いも知り尽くし、地位、金、名声、すべてを手にしたからこそ、自らを失い堕落しかない闇のなかで生きる姿は、おぞましく、カッコいい。“甘いルックスを持ち危険な香りをプンプンさせた裸の王様”、かなりグッとくる。

この映画、時代は違えど、けっこういまの日本のライブ・ハウス・シーンにリンクするところがある。風営法の取り締まり、集客数、裏事情・・・、そしてライブ・ハウスを愛する客とスタッフの情熱! その問題を開けっぴろげに、ジョークを交えて展開されるのも見どころかな。

原作がブロードウェイ・ミュージカルというだけあって、80年代のロックがふんだんに差し込まれているのだが、エネルギッシュに感情むき出しに歌うシーンはオリジナルとは違った味があるし、映画を見た後は、ライブを見た後のような、轟音からスカッと解放されたような余韻に浸ることができた。個人的には物語中のどこかに出てくるstarshipの「We Built This City」がお気に入りだ。

ロックって最高にくだらない。だけど、最高にカッコよくてやめられない。最後まで希望を持ち、強く願い続ける。それもまたロックなのだと感じた作品だった。ロックに乾杯!

■cast 
ジュリアン・ハフ(シェリー・クリスチャン)
ディエゴ・ボネータ(ドリュー・ボレー)
トム・クルーズ(ステイシー・ジャックス)
ラッセル・ブランド(ロニー・バーネット)
ポール・ジアマッティ(ポール・ギル)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(パトリシア・ホイットモア)
マリン・アッカーマン(コンスタンス・サック)
メアリー・J・ブライジ(ジャスティス・チャリアー)
アレック・ボールドウィン(デニズ・デュプリー)
ほか


■Track listing
01. Paradise City
02. Sister Christian/Just Like Paradise/Nothin' But A Good Time
03. Juke Box Hero/I Love Rock ‘n’ Roll
04. Hit Me With Your Best Shot(強気で愛して)
05. Waiting For A Girl Like You
06. More Than Words/Heaven
07. Wanted Dead Or Alive
08. I Want To Know What Love Is
09. I Wanna Rock
10. Pour Some Sugar On Me
11. Harden My Heart  Quarterflash
12. Shadows Of The Night/Harden My Heart
13. Here I Go Again
14. Can't Fight This Feeling(涙のフィーリング)
15. Any Way You Want It(お気に召すまま)
16. Undercover Love
17. Every Rose Has Its Thorn
18. Rock You Like a Hurricane
19. We Built This City(シスコはロック・シティ)/We're Not Gonna Take It
20. Don't Stop Believin'
[日本盤ボーナス・トラック]
21. シュガー・オン・ミー/シンガロング・バージョン
22. お気に召すまま/シンガロング・ヴァージョン
23. シスコはロックシティ/ウィア・ノット・ゴナ・テイク・イット/カラオケ
24. ドント・ストップ・ビリーヴィン/シンガロング・ヴァージョン


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伊坂幸太郎著「重力ピエロ」 [●BOOK & DVD]

初版 2003.04.20 新潮社刊
森淳一監督作品として映画化(2009年5月23日公開)

ただでさえインテリジェンスな言葉が飛び交い
頭がこじれてきそうななか、色濃く漂う“男っぽさ”
“男”だからこそわかる、“プライド”みたいなものが
この作品からはぷんぷんにおいたつのだ

[text●h.mariko]

ものすごく個人的な感想から入って申し訳ない。
私は、この作家が、結構、苦手である。どうしてって? それは上手く言えないのだ。
たとえば、冷凍グリーンピースが嫌いってことなら、具体的にあれこれ説明ができる。味といい食感といい、ああ、口の中が気持ち悪くなる。冷凍グリーンピースを語り倒して、聞いている相手が嫌いになるくらいに語り倒せる自信が、私にはある。(まあ、どうしょもないことだが。)
だが、この作家のいいところ、というか、この作品のおもしろみを語れ、と言われると、なぜか口籠ってしまうのだ。喉元くらいまで出てきそうなのに、引っ張りだせない。もどかしさだけが残る。

具体的な感想を、この作家にはなぜか持てないのだ。
それでも、なぜ読んでしまうのか、といえば、 それは、やはり魅力的だから、なんだろうか。

父親が違う兄弟、泉水と春。ふたりをめぐる物語である。

この作品だけを取り上げて思ったこと、それは“男”なのである。
たとえば、大変下品な比喩で申し訳ないが、私は股間を蹴り上げられる痛みは微塵も解らない。その苦痛も、辛さも、ちっとも。だって、女なんだもん。
たぶん、それと同じように、“男”だからこそわかる、“プライド”みたいなものが、この作品からはぷんぷんにおいたつのだ。それは強く。

ダーゥインやロシア文学、マハトマ・ガンジーの言葉の引用など、ただでさえインテリジェンスな言葉が飛び交い頭がこじれてきそうななか、色濃く漂う“男っぽさ”。それはどんなにジーンズをカッコ良く着こなそうと思っても、カッコつけて煙草をふかしても、(女の私にとっては)到底追いつけないような距離感を感じるものだった。

言葉遊びや会話のテンポがとてもよく、哲学的なことを語りつつも物語自体が硬直せずにいるのは恐らく作家の素晴らしき手腕であろう。

二度三度と読み返してみたくなる作品ではある。
そのころには、得意の“冷凍グリーンピース批評”並みに、いやもっと、うまくこの作品を語りたいと、思う。

重力ピエロ

重力ピエロ

  • 伊坂幸太郎著
  • 新潮社
  • 2003/04
  • 単行本

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ

  • 伊坂幸太郎著
  • 新潮社(新潮文庫)
  • 2006/06/28
  • 文庫

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ
電子版

  • 伊坂幸太郎著
  • 新潮社(新潮文庫)
  • 2006/07/01
  • Kindle版

森淳一監督
2009年5月23日劇場公開(日本映画)

■cast 
加瀬亮(奥野泉水)
岡田将生(奥野春)
小日向文世(奥野正志)
鈴木京香(奥野梨江子)
吉高由里子(夏子)
岡田義徳(山内)
渡部篤郎(葛城由紀夫)
ほか





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GREST「WATCH THE MOON」 [●PUNK ROCK]

2nd album 2000.07.27 release

底抜けにポジティブな空気を漂わせながら
荒々しくもポップに突き抜けていく
そのかっこよさはまったく錆びついていない

[text●i.akira]

GREST(グレスト)が復活する。1990年代末、Hi-STANDARDらに代表されるインディーズ・パンク・シーンが隆盛を極めた時代に登場し、決して高いセールスを記録したわけではないが、数多くの人の記憶に残っている、あの愛すべきGRESTが帰ってくる。その噂を聞き、真っ先に引っ張り出したのがこの「WATCH THE MOON」だった。

彼らにとってセカンド・アルバムとなる本作は、7曲で15分にも満たないというとんでもないスピード感に溢れた作品である。しかしそこに叩き込まれたエネルギーの密度は凄まじく、底抜けにポジティブな空気を漂わせながら、ほかのパンク・バンドとは一線を画すほどのシンガロングのオン・パレードで、荒々しくもポップに突き抜けていく。今聴いてもそのかっこよさはまったく錆びついていないし、むしろなぜ当時もっと評価されなかったのかと疑問すらよぎる。けっきょく相次ぐメンバーの脱退により活動休止を余儀なくされてしまった彼らだが、実に残念だったのを覚えている。余談だが、彼らのファースト・アルバムである「LIKE A FLOWER」も10曲で20分足らずという傑作である。というかアルバム2枚合わせて30分くらいしかないのか。どおりで彼らのライブは短かったわけだ。楽しいから短いのかと思っていた。

GRESTは今年、唯一のオリジナル・メンバーである小山田(Vo./G.)、アニパンクのジロー(G.)、Monkey Pirates(モンキーパイレーツ)のAKI(B.)、アニマルズのSHIGE(Ds.)という最強の布陣にて11年ぶりに再始動を果たす。2月17日に新宿LOFTで開催される“A DEEP TIES vol.25”にて再始動初ライブが行なわれる。まず昔彼らが好きだった人は押入れからこのCDを引っ張り出そう。持っていない人は中古CD屋さんに走ろう。そうすれば勝手に足がライブへ運んでくれる・・・はず!!!

OFFICIAL WEB SITE→ http://grest.info/

TOWER RECORDS ONLINE[GREST]
TOWER RECORDS ONLINE「WATCH THE MOON」

grest2.jpg

_WATCH THE MOON

  • _GREST
  • _MU Records
  • _2000/07/27
  • _CD
■Track listing
01. MARCH OF G
02. Don't forget
03. Watch The Moon
04. BEAUTIFUL
05. SAKURA
06. I'm here
07. Looking for steps ビヨンドone steps forward


LIVE SCHEDULE
2013.02.17(日)東京/新宿LOFT
“A DEEP TIES vol.25”
GREST/JUNIOR/SNAIL RAMP/ロリータ18号
超新塾/FREAKSTORM/BOMB FACTORY

2013.03.10(日)東京/高田馬場CLUB PHASE
“梅は咲いたか桜はまだか BAGI追悼LIVE~烏合の衆~”
GREST/ロス・ランチェロス/やすしーず/13 ROUND
烏合の衆セッションバンド他





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くるり「さよならストレンジャー」 [●ROCK]

1st major album 1999.04.21 release

世辞抜きの太鼓判! くるりは
ファースト・アルバムからしっかり味わって
骨までしゃぶり尽くしたい

[text●h.mariko]

正直言っていいですか。

あのころ、くるり のこと、なめてました。

ごめんなさい!

だって、このアルバムのジャケット。
もっさりした(失礼?)おにいさんが3人、ぼさっと立ってて。
なんか真っ向から風浴びちゃったみたいに、髪とか乱れちゃって。
なんだか、ぼーっとした音が出てそうだなあ、
ジャケットでは買わないな、なんて思ったりして。
でも、くるり、って名前は、なんとなく可愛いな、って思ってみたりとか。

で、CDかけてみて、平伏しました。
デッキの前に。
だからいままた、もう一度言います、ごめんなさい!

そんなわけで、出逢いはとても微妙だったくるりと私なのだが、このアルバムは、本当に世辞がいらない、太鼓判アルバムなのである。

ひと言でいってしまえば、捨て曲がない。
まあ、捨て曲なんて言葉自体が、アーティストには失礼なんだけど。

「虹」でまずざっくりと心にメスを入れられ、アルバム・タイトルに同じ「さよならストレンジャー」ではさらに切り開かれ、「東京」のころにはもうアジの開きみたいになってて、「ブルース」のころには、美味しく焼かれて大根おろしまでついてました、そんな感じ。
え、ぜんぜんわからないって?
魚党でない人は、牛に置き換えてもらって、牛→ステーキ→ビーフジャーキーぐらいのごちそうさまを想像していただきたい。ほら、垂涎ダラダラでしょう?

ロックとかいろいろ、ジャンルってヤツがうるさくつきまとうようになったけど、くるりの音はくるりだけのもの。アルバムごとに全然音が違うし、共通してるのはボーカルの岸田のハイトーン・ボイスくらいだろうか。だから、魚が食べたいときは魚、牛、鳥、豚、まあ、なんでもござれ! なわけですよ。

え、鳥やら豚の話はどうしたって?

それはまた別の機会に。
まずは、ファースト・アルバムから、しっかり味わって、骨までしゃぶって、それが順番ってモンでしょ。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.quruli.net/

TOWER RECORDS ONLINE[くるり]
TOWER RECORDS ONLINE「さよならストレンジャー」

さよならストレンジャー

さよならストレンジャー

  • くるり
  • ビクターエンタテインメント
  • 2005/09/22(再)
  • CD
■Track listing
01. ランチ
02. 虹
03. オールドタイマー
04. さよならストレンジャー
05. ハワイ・サーティーン
06. 東京
07. トランスファー
08. 葡萄園
09. 7月の夜
10. りんご飴
11. 傘
12. ブルース


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