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竹原ピストル「ROUTE to ROOTS」 [●ROCK]

3rd album 2012.04.25 release

サード・アルバムにして、メジャー初アルバム
ハートにあたたかく優しく刺さるロック

[text●i.akira]

松本人志監督の映画「さや侍」に出演し、そのテーマ曲も手がけたことでこれまでにないほどの注目を集めている竹原ピストルの約1年ぶりとなるサード・アルバム。

ふだんはギター1本を抱えてライブを行なっていることが多い彼だが、本作はバンド・サウンドに仕上がっている曲が多い。バックを支えるバンドのホーミータイツとともに、毎日のようにライブで育んできた楽曲が、実に熱のあるロックなアレンジを施されている。
軽快な「みんな~、やってるか!」で幕を開け、ボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」にインスパイアされたという独特なラップ・テイストの「石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ」、力強く繰り返す自問自答「俺、間違ってねえよな?」、マネージャーであり、親友であるスタッフに捧げられた「リョウジ」、いのちを歌ったタイトル曲「ROUTE to ROOTS」、THE CLASHの「Stay Free」にインスパイアされたというパンキッシュなトーキング・ブルーズ「STAY FREE!!」、とても軽快でポップな「辞世の句」など、彼のさまざまな表情を感じることができるカラフルな作品に仕上がっている。また、吉本新喜劇の朗読劇団“ぼくら”の朗読を取り入れた「バースデイ」、ミクスチャー・ロックふうにアレンジされた「高千穂峠のこいのぼり ~ワルフザケガスギルMIX」などの遊び心や、ファースト・アルバムにも収録されていた「オールドルーキー」や、前述のさや侍のテーマ曲「父から娘へ ~さや侍の手紙~」の再録も入っており、とても充実した内容だ。

個人的にはアコースティック・ギターだけでのナチュラルな彼が好きではあるが、とにかく音楽を楽しもうとする彼の姿勢や思いがぎっしりと詰まっており、激しかろうが緩かろうがとても温かい気持ちにさせてくれるロックがここにはある。こんな音楽が愛される世の中になれば、きっと世界はもっと楽しいはず。だからぜひあなたも1枚。

OFFICIAL BLOG→ http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976

TOWER RECORDS ONLINE[竹原ピストル]
TOWER RECORDS ONLINE「ROUTE to ROOTS」

Route to roots

Route to roots

  • 竹原ピストル
  • よしもとアール・アンド・シー
  • 2012/04/25
  • CD
■Track listing
01. みんな~、やってるか!
02. 石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ
03. 来た道戻るの大嫌い!
04. オールドルーキー <再録>
05. 俺、間違ってねえよな?
06. 3センチの歌
07. バースデイ
08. リョウジ
09. ルート トゥ ルーツ
10. my dear
11. 高千穂峠のこいのぼり ~ワルフザケガスギルMIX~
12. 辞世の句
13. STAY FREE!!
14. 父から娘へ ~さや侍の手紙~ <再録>


さや侍 [DVD]

さや侍

  • 監督・脚本 松本人志
    よしもとアール・アンド・シー
  • 2011.06.11公開作品
    DVD
■cast 
野見隆明(野見勘十郎)
熊田聖亜(たえ)
國村隼(多幸藩藩主
伊武雅刀(多幸藩家老)
板尾創路(門番の倉之助)
柄本時生(門番の平吉)
りょう(三味線のお竜)
ROLLY(二丁拳銃のパキュン)
腹筋善之介(骨殺師ゴリゴリ)
清水柊馬
竹原和生
ほか


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竹原ピストル「復興の花」






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U2「The Joshua Tree」 [●ROCK]

5th album 1987.03.09 release

聴きやすいけれど、少し棘があって
でも痛むほどでもなく、しばらくすると
またそれが欲しくなる

[text●h.mariko]

何を今更、という気がしないでもない。U2。デビューから30数年がたった今も、その活躍ぶりは衰え知らず。むしろ貫禄と自信に溢れた姿はより輝きを増しているようにも見える。

そんなU2から、1枚のお気に入りアルバムを選べ、ともしいわれたら私は間違いなく「The Joshua Tree」を推す。このアルバムとの出逢いが、のちの私を変えるほど洋楽好きにさせてくれたからだ。

なんというか、バランスがいいのだ。楽曲の並びというか、音全体のバランスというか。聴きやすいけれど、少し棘があって、でも痛むほどでもなく、しばらくするとまたそれが欲しくなる、それを繰り返すような。中毒症状のほうが、似ているのかもしれない。

私は忘れない、初めて聴いた「With or without you」の放つ、ぬくもりを。
洋楽なんて、正直、対訳の歌詞カードを見ないと、なに歌ってるかなんてわかんないのだ。それでも、じんわりと、胸に沁み渡るのが解ったのだ。氷が日向でじわじわと溶けるみたいに、花が太陽光を受けて花弁を広げるように。私の心に、するりと入り込んできた、U2の音。それ以来、大好きになった。アルバムもたくさん聴いた。ライヴをまだ観たことがないのが、ちょっと悔しい。
でも、いつも、聴き返したくなるのはこの作品なのだ。
もう、キャリアのなかでも抜きん出ていいアルバムだと、私は思う。

なんか内輪褒めみたいだが、聴いてもらえれば、たぶん解ってもらえるんじゃないかと、思うのだ。全世界で2000万枚以上売れているけど、もっともっと誰にでも聴いてもらいたいな、と思うのだ。
そしたら、世界平和とか、大袈裟でなくて、いろんな考えを持っていろんな方向を向いて生きている人たちが手をつないで、仲良くできるってことが、そんなに難しいことじゃないのかも、って思える日がくるのかもしれない、気がする。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.u2.com/

TOWER RECORDS ONLINE[U2]
TOWER RECORDS ONLINE「The Joshua Tree」Remasterd Super Deluxe Edition/2CD+DVD

Joshua Tree

The Joshua Tree

  • U2
  • Island
  • 2007/12/10(Remasterd)
  • CD

Joshua Tree (W/Book) (W/Dvd) (Dlx)

The Joshua Tree
Remasterd Super Deluxe Edition

  • U2
  • Island
  • 2007/12/10(Remasterd)
  • 2CD+DVD
■Track listing
01. Where the Streets Have No Name
02. I Still Haven't Found What I'm Looking For
03. With or Without You
04. Bullet the Blue Sky
05. Running to Stand Still
06. Red Hill Mining Town
07. In God's Country
08. Trip Through Your Wires
09. One Tree Hill
10. Exit
11. Mothers of the Disappeared

[DISC2]Deluxe Edition
01. Luminous Times (Hold on to Love)
02. Walk to the Water
03. Spanish Eyes
04. Deep in the Heart
05. Silver and Gold
06. Sweetest Thing
07. Race Against Time
08. Where the Streets Have No Name
09. Silver and Gold
10. Beautiful Ghost/Introduction to Songs of Experience
11. Wave of Sorrow (Birdland)
12. Desert of Our Love
13. Rise Up
14. Drunk Chicken/America
15. Drunk Chicken
16. America

[DVD]Super Deluxe Edition
filmed at the Hippodrome de Vincennes in Paris, on July 4 1987
01. I Will Follow
02. Trip Through Your Wires
03. I Still Haven’t Found What I’m Looking For
04. MLK
05. The Unforgettable Fire
06. Sunday Bloody Sunday
07. Exit
08. In God’s Country
09. Electric Co.
10. Bad
11. October
12. New Year’s Day
13. Pride (In The Name Of Love)
14. Bullet The Blue Sky
15. Running To Stand Still
16. With Or Without You
17. Party Girl
18. 40
19. Outside It’s America/40 minute documentary
20. With Or Without You/music video, alternative version
21. Red Hill Mining Town/music video directed by Neil Jordan





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SLANG「Glory Outshines Doom」 [●HARDCORE]

7th album 2012.07.11 release

北より叫ばれる渾身の怒りと希望
激しくも優しく、多くの壁をぶち壊すための音楽

[text●i.akira]

北海道にSLANG(スラング)というバンドがいる。北海道のハードコア・シーンを牽引する彼らは、東日本大震災のとき、真っ先に物資を集め、被災地へ向かった数少ないバンドマンである。それをきっかけに、被災地を直接支援する活動“NBC作戦”や“自立支援プロジェクト”などを立ち上げ、さまざまでツールで支援を呼びかけ、現地をサポートし続けている。本作は彼らにとって7枚目のアルバムであり、3.11を受けてのリアルなメッセージが込められた作品である。

「Glory Outshines Doom」=“破滅に勝る栄光”という強烈なタイトルがつけられた本作は、彼ら自身のレーベルであるSTRAIGHT UP RECORDSからではなく、盟友Ken Yokoyamaの熱いラブ・コールにより、PIZZA OF DEATH RECORDSからのリリースとなっている。前作「LIFE MADE ME HARDCORE」ではストイックなまでのハードコア精神を貫いたひとつの完成型を聴かせてくれた彼らだが、本作ではさらに進化したサウンドを響かせている。権力者への怒りを剥き出しにした「糞の吹き溜まり」、どこか懐かしさも感じさせるMotorhead(モーターヘッド)ばりの爆走ロックンロール「ちいさな棺」、激しくも叙情的な「十二月ノ業」、目まぐるしく展開する「止まったままの針」、もの悲しいギターの旋律が語りかけてくるようなインスト「もの言わぬ本」、アルバム最重量のドゥーム・メタルのごとき「黒煙の輪郭」、ファストな前半とスローな後半が印象的なタイトル曲「Glory Outshines Doom」など、ハードコアにとどまらないさまざまな音楽の影響を素直に表現しつつ、自分たちのカラーをより強固で明確に打ち出している。
また、バンド史上初となる全曲日本語詞というのも特筆すべき点だ。愛玩動物の殺処分問題を問う「失せし日常」や、不条理に踏みにじられる子どもたちの“いのち”や“思い”を慈愛と怒りを込めて叫ばれた「ろうそくのまち」など、言葉ひとつひとつに重みがあり、自由な視点でさまざまな感情が描かれたその詞は、我々に現実を突きつけながら、さまざまな問いかけをしてくる。さらにアート・ワークにも隅々までこだわりがあり、曲とリンクした世界観が歌詞カードに表現されている。15曲で40分にも満たないが、ぶつけられてくる音と言葉の密度が凄まじいアルバムだ。

ただ消費されるだけの音楽ではなく、アートとして優れた作品であり、ハードコアを知らない人にもぜひ観て、聴いて、感じてもらいたいと思う。激しくも優しい、多くの壁をぶち壊すための音楽がここにある。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.slang1988.com/
Glory Outshines Doom/アルバム情報サイト→ http://www.pizzaofdeath.com/slang/
NBC作戦本舗→ http://www.nbc-sakusen.com/

TOWER RECORDS ONLINE[SLANG]
TOWER RECORDS ONLINE「Glory Outshines Doom」

Glory Outshines Doom

Glory Outshines Doom

  • SLANG
  • ピザ・オブ・デス・レコーズ
  • 2012/07/11
  • CD
■Track listing
01. 失せし日常
02. 糞の吹き溜まり
03. 小さな棺
04. 十二月ノ業~Happy Birthday to You~
05. ろうそくのまち
06. 止まったままの針
07. 耳鳴り
08. 白昼夢
09. 焼却炉
10. 鉄船の汽笛
11. 踏切り
12. もの言わぬ本
13. 黒煙の輪郭
14. Glory Outshines Doom
15. 野ざらし


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SLANG「LIFE MADE ME HARDCORE」


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KEMURI「ALIVE Live Tracks from The Last Tour “our PMA 1995~2007”」 [●SKA/SKA-CORE]

last live album 2008.03.05 release

どっしりと地面に足をつけて空を見上げる
眩しくても目を眇めることなく前を向いて生きていく
そんな言葉たちにどれほど励まされたか

[text●h.mariko]

あの解散ツアーから、既に5年が経っていることに、まず驚いた。
KEMURI(ケムリ)は相変わらずよく聴くし、いつも私の傍にある気がしていたからだ。
5年って。最近、どおりで目尻の皺が気になるわけだ、あのころからそんなに経ってたなんて。切なく思ってしまう。

惜しまれつつも活動に幕を引いたKEMURI。ラスト・アルバムにて、「I'm so satisfied!」(大満足!みたいな意味)の曲をつくってしまう彼らの前向きさが、ひたむきさが、本当に大好きだった。

ライヴ・アルバムってのはあまり好きじゃなくて、持っている数も少ない。だって、ライヴってのはその場に行って参加して楽しむものだ。家できゃーわーという歓声が入ったCDだけ聴いても、ライヴの楽しさ、快感を知ってるヤツは満足できないと思うのだ。逆にストレスが溜まりそうだとも思う。
しかし、解散してしまったバンドは話が別。だって、もうナマで聴くことが叶わないのだから。ライヴ・アルバムに挟まるMCにこみ上げる感情をぐっと堪えながら、ああ、これをリアルタイムで楽しめることはもうないんだな、とか切なく思っていた。そんな事情(?)もあって、アルバムは買ったはいいが切なくなるのでと、あまり聴かずに埃を被っていた1枚なのである。

そんなある日知ったニュースに、私は撃ち震えた。
とうとう、夢が叶う。
KEMURIが、再活動を宣言したのだ。
しかも、あの、伝説の舞台(になるに決まってる)、AIR JAM2012にて!!

そんなわけで、最近の私のフェイヴァリットは間違いなくこのアルバムなのだ。
今までは「切なさ」の原因だったライヴでの歓声、MCは私の魂を震わせる。こみ上げる期待感を抑えることなど、到底できそうにない。

思い返せば、KEMURIは私のなかで、「楽しくて、泣けて」という曲を持ってる存在なのだ。スカという音楽ジャンル自体がハッピーな音を聴かせてくれることが多いとも思うのだが、KEMURIのそれには“強靭さ”が加わる。生きていくためにどっしりと地面に足をつけて空を見上げる、眩しくても目を眇めることなく前を向いて生きていく、そんな言葉たちにどれほど励まされたか、そして楽しませてくれたことか。

特に好きなのは、最高に泣けて楽しめる「白いばら」。
急逝した元メンバー、森村亮介氏の為に作られたこの曲に込められた感情の深さを感じ、鎮魂をこんなにも明るく清々しく歌い上げた歌詞、メロディを聴くと、本当に感極まる。

AIR JAM2012への参加は決まった。
あとは、待つだけだ。
持つのか、9月まで。ああ、楽しみで、本当に楽しみで、夜も眠れそうにない。

OFFICIAL WEB SITE→ http://kemuri.com/
Air Jam 2012→ http://airjam.jp/

TOWER RECORDS ONLINE[KEMURI]
TOWER RECORDS ONLINE「ALIVE Live Tracks from The Last Tour “our PMA 1995~2007”」

ALIVE ~Live Tracks from The Last Tour“our PMA 1995~2007”~

ALIVE
~Live Tracks from The Last Tour
“our PMA 1995~2007”~

  • KEMURI
  • エイベックスイオ
  • 2008/03/05
  • CD+CD
■Track listing
[DISC1]
01. Broken wine glass, lonely night
02. in the perfect silence
03. our PMA
04. New Generation
05. Workin' Dayz
06. NEW HOLIDAY
07. Rainy Saturday
08. oneday
09. Mugen no kanata he
10. 白いばら
11. YOUGO
12. mangetsu no yoru ni hana
13. KAMISAMA
14. I want to stay with you tonite
15. Rules
16. Givin' Up
17. deepest river
18. Minimum Wage
19. Scream for my dream
20. What Else

[DISC2]
01. the best
02. On The Street
03. Kanasimiyo
04. Birthday
05. Ohichyo
06. Beautiful World
07. I Love You
08. Yellow Survivors
09. my white station wagon
10. Heart Beat
11. five o'clock at night
12. Go! Under The Sunshine!
13. 葉月の海
14. Along The Longest Way...
15. Knockin' On The Door
16. Don't Know
17. Prayer
18. Ato-Ichinen
19. PMA(Positive Mental Attitude)
20. I'm So Satisfied!


AIR JAM2012
国営みちのく杜の湖畔公園
みちのく公園北地区 風の草原
宮城県柴田郡川崎町

2012.09.15
Hi-STANDARD/AA=/dustbox
FRONTIER BACKYARD/HUSKING BEE
マキシマム ザ ホルモン/MIGHTY CROWN
MONGOL800/SION & The Cat Scratch Combo

2012.09.16
Hi-STANDARD/ASIAN KUNG-FU GENERATION
BRAHMAN/KEMURI/MEANING
RADIOTS/RIZE/SLANG
10-FEET/THA BLUE HERB


KEMURI TOUR 2012 ~REUNION~
2012.11.19(月)愛知/名古屋 ダイアモンドホール
2012.11.20(火)大阪/なんば Hatch
2012.11.27(火)東京/ZEPP TOKYO





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デーモン閣下「MYTHOLOGY」 [●ROCK]

11th album 2012.05.16 release

実に9年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム
多くのゲストが華を添える美しき悪魔のメタル

[text●i.akira]

「MYTHOLOGY」=“神話”という壮大なタイトルを冠する本作は、デーモン閣下にとって実に9年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバムであり、これまでにない新たな試みを楽しむことができる作品である。

まず目を引くのは、ゲストの多さである。そう、本作は収録曲のほとんどがデュエット曲となっているのだ。それも予想さえできないような畑違いのアーティストが多いのだから、驚きである。しかしそのどれもが自然にフィットしている点はさすがとしか言いようがない。シンフォニックな展開がアルバムの幕開けにふさわしいTAKE(Skoop On Somebody/スクープ・オン・サムバディ)との「BEYOND THE BLUE -藍のかなたへ- 」、閣下の相撲への愛が炸裂するヒダカトオル(MONOBRIGHT/モノブライト)とのポップな「雷電為右衛門」、小柳ゆきとのデュエットが感動すら覚える小室哲哉作曲による「A STORY OF THE AGES -神話溶融-」、May J.と歌う英詞でクラシカルな「REBIRTH-DAY SONG」、さまざまな声色を使い分け、ニコニコ動画などで有名となった赤飯との王道メタル「ようこそ陰種島へ」、宝塚出身の異色のメタル・アーティストAKANE LIV(LIV MOON/リブムーン)を迎えて非常にドラマティックになった、劇団☆新感線のロック・ミュージカル“SHIROH”の楽曲(閣下が作詞で参加していた)のメドレー「Medleyさんちゃご ~ 神の王国をつくれ ~ なぜに奪われし光」、未唯mie(ピンク・レディー)とともにじっくりと歌われるバラード「RAINING IN THE SUNSHINE」と、どのアーティストとも高いレベルの融合を果たしている。また、サウンド面は近年の閣下の作品には欠かせない存在となったプロデューサーであるアンダース・リドホルム(GRAND ILLUSION/グランド・イリュージョン)を中心とした海外のチームがメインとなって支えているが、4曲を聖飢魔Ⅱの盟友である雷電湯澤(CANTA/カンタ)がドラムを叩いている点は、ファンには嬉しいところだろう。

とてもバラエティに溢れた本作であるが、ラスト・ナンバーである「SOLA」が表わすように、とてもポジティブなメッセージが込められているように感じる。混乱する時代へのメッセージを含め、あくまで彼は彼らしく、音楽で僕らに勇気を与えてくれる。悪魔が綴る神話の数々、存分に味わってほしい。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.demon-kogure.jp/

TOWER RECORDS ONLINE[デーモン閣下]
TOWER RECORDS ONLINE「MYTHOLOGY」/CD+DVD

MYTHOLOGY(DVD付)

MYTHOLOGY

  • デーモン閣下
  • avex trax
  • 2012/05/16
  • CD+DVD

MYTHOLOGY

MYTHOLOGY

  • デーモン閣下
  • avex trax
  • 2012/05/16
  • CD
■Track listing
01. BEYOND THE BLUE -藍のかなたへ-/TAKE(Skoop On Somebody)
02. 雷電為右衛門/ヒダカトオル(MONOBRIGHT)
03. A STORY OF THE AGES -神話溶融-/小柳ゆき
04. REBIRTH-DAY SONG/May J.
05. TATTOOS ON THE SKY
06. ようこそ 陰種島へ/赤飯.
07. さんちゃご〜神の王国をつくれ〜なぜに奪われし光/AKANE LIV(LIV MOON)
08. 愛・希望・勇気
09. 冥界神-痺楽の聖壇-
10. LIFE VEST IS UNDER YOUR SEAT -救命胴衣は座席の下に-
11. RAINING IN THE SUNSHINE/未唯mie(ピンク・レディー)
12. Weasel Rock You
13. SOLA

[DVD]Music Clip/CD+DVD盤
01. A STORY OF THE AGES -神話溶融-/小柳ゆき




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蓜島邦明「大友GENGA展 καρδιά」 [●MOR/EASY LISTENING]

album 2012.05.08 release(大友克洋GENGA展会場限定販売)

ただ静かに流れているこの楽曲が
どうしてこんなに心を乱すのだろう

[text●h.mariko]

不協和音、という言葉がある。和音とは美しく響くべきであり、その状態は協和音というそうなのだが、旋律の乱れ等で音が濁った場合などに用いられる。また、人間関係のもつれなんかにも、使うらしい。そして、その不協和音、ずっと聴いていると人の心理状態に関係してくるらしい。俗説として聞いたことがあるだけなのだが、一時期巷で流行った「ヒーリング・ミュージック」ってヤツは、聴いているとα波が出やすいとか、よってリラックス効果が高まるだとかいう話だったが、不協和音はその正反対を行くものだろう。
が、決して不協和音などではなく、むしろ美しいメロディなのに、聴いているとなぜだか胸がざわつくような、不安に掻き立てられるような音があるのである。それが、蓜島邦明の最も得意とする音楽である。

私が蓜島氏の名を知ったのは、先だって行った大友克洋の原画展でのことである。
大友氏の絵画に意識がぶっ飛んでいるとき、何かが頭の上を掠めていくような、不思議な感覚を数回味わった。なんだろう、と辺りを見渡したのだが、高い天井にそんな危険なものがあるはずもない。が、不思議な感覚は消えない。
会場内をぐるぐると歩き回っているうちに、ふと、その正体に気がついた。
音楽が、流れているのである。
とても、絞られた音量で。
耳をすまさなければ聴こえないくらいのかすかな音で。
でも、確実な存在感を持って。
それが、私の“頭の上を掠めて”いった存在であった。
売店で売られていたそのCDを、嬉々として購入した。

そうして、今、私の手のなかにこのCDがある。
かねてから交流のある大友氏の原画展のために書き下ろされたというこの曲、40分を越える超大作である。が、あくまでも主役が音楽、とでもいわんばかりに、ひっそりとした印象がある。
低く流れる低音、柔らかいヴァイオリンのような音、主旋律が自己主張をしない不思議な曲。
つかめそうでつかめない霞のような、薄い存在でありながら、一度気になるとまるで蜘蛛の糸のように絡みつき、身体中をがんじがらめにするような印象がある。
正直、恐ろしい。
音楽だけで、ここまで不安になれるものなのだろうか。
感動して泣けるのでもない。楽しさが爆発するわけでもない。ただ、静かに流れているこの楽曲が、どうしてこんなに心を乱すのだろう。

人は、ある音をずっと聴き続けていると吐気がしたり、頭痛がしたりしてくるらしい。それは拷問として用いられることもあるらしい。ヒーリング・ミュージックの対局を成す、音楽の持つ刃とでも言うべきか。
蓜島氏は大友氏の監修した映画「蟲師」や「スチームボーイ」にも楽曲提供をしているそうだ。また、蓜島氏の手がけた音楽で私がいちばんよく知っているものは、テレビ番組の「世にも奇妙な物語」の、あのテーマ・ソングであった。
正直、恐ろしい。
蓜島氏のその才能が。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.haishima.ne.jp/

TOWER RECORDS ONLINE[蓜島邦明]

00012.jpg

大友GENGA展 καρδιά

  • 蓜島邦明
  • オフィス蓜島
  • 2012.05.08
    大友克洋GENGA展会場限定販売
  • CD
■Track listing
01. καρδιά

実写映画「蟲師」オリジナル・サウンドトラック

実写映画「蟲師」
オリジナル・サウンドトラック

  • サントラ
  • エイベックス・トラックス
  • 2007/03/14
  • CD


世にも奇妙な物語 TV復刻版

世にも奇妙な物語 TV復刻版

  • コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 2000/10/21
  • CD





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