So-net無料ブログ作成
あのときあの場所に集まって
再び全国に散った趣味も性格も全く違うレポーターたちが
ジャンルを飛び越え、新旧流行にとらわれることなく
いま自分が好きなもの、自分にとっての旬なアレコレをガンガン紹介するブログ!
どうぞココで、いろんな好きと出合ってくれたなら
ますます楽しくなってしまうじゃない!
音楽、小説、映画、美術、TVショウ・・・いつだって、出合ったときが新しい!

ジム・ジャームッシュ監督作品「コーヒー&シガレッツ」 [●DVD]

2005年日本公開作品(原題「Coffee and Cigarettes」/2003年 アメリカ映画)

コーヒーを飲み、煙草を吸いながら
登場人物たちが珍妙な会話を繰り広げる
11編のショート・ショート

[text●h.mariko]

コーヒー、好きですか。
疲れた身体を引きずるように歩いているとき、鼻腔を掠めるあの香り。
引き立てのコーヒーのかぐわしさといったら。
ほんわかと湯気を立てたあたたかいコーヒーカップを
両手で包み込みながら、ひとくちすする、あの幸福感。

タバコ、好きですか。
最近禁煙(嫌煙)化が世界的に進んで、
どこもかしこも「No Smorking」の表示ばかりだけど、
タバコはある意味文化である。
身体に害がある? まあそれはそうなのだけど、
ささくれ立った気持ちのときに、溜め息のつもりで一服してご覧なさい。
なんだか、苛立ちが嘘のように抜けてゆくから。

どちらも嗜好品、それも好き嫌いがわかれるものである。
そのふたつを“主人公”に、
登場人物たちが珍妙な会話を繰り広げるショート・ショートのこの作品。
ジム・ジャームッシュが温めてきたシナリオというだけあり、
ユーモア、ブラックユーモア、変な話(?)
とにかくなんでもあり。

数十分の映像のなかで、コーヒーを飲みながら、煙草を吸いながら、
登場人物たちが話をする。たった、それだけ。
ストーリーみたいなものは、存在しない。
11編の映像にそれぞれつけられたタイトルもひねりが利いていておもしろい。
わざと白黒の映像で撮られたと思しき絵も、味がある。

しかしこれは演技なのか? 
カメラが回ってる前でこんなふうにくつろいで喋るものなのか? 
これは台本があって喋ってるのか? 
いつしか映画を観ている、というよりも、
誰かの話を聞いているような気分になってくる。
人は、仮面を被って生きているとか、言われる。
仕事用の仮面。友達用の仮面。外面、内側。いろんな、顔。
でもそれはすべて自分であってあたりまえなのだけど、微妙に違う。
その機微を、この作品ではちらりちらりと覗かせながら、
やっぱり主人公は“コーヒーとタバコ”なのだろう、
と思える、ささやかなブレイクタイム。
まるで人の会話を盗み聞いているような、
またおかしなところに居合わせてしまった第三者みたいな、
映画から一歩離れたところで
“観察”できるかのように作られた映像は、
何だか不思議な感じがしてくる。

登場人物も豪華。
ケイト・ブランシェット、ロベルト・ベニーニ、
スティーヴ・ブシェミ、ビル・マーレイ、アルフレッド・モリーナなど、
それぞれが主役をはってもおかしくない面子が揃っている。
また役者ではないが、トム・ウェイツ、イギー・ポップ、
ジャック&メグ・ホワイトなど、
音楽界からも俳優として参加している人たちの演技も見もの。

爆笑、ということはないのだが、くす、っと笑ってしまう、
そんな他人の会話を、ぜひ自分もコーヒーを片手に、
もう片手に火のついたタバコを用意して、
ゆっくりと“ブレイクタイム”を味わってみてはいかが。

TOWER RECORDS ONLINE[ジム・ジャームッシュ]
TOWER RECORDS ONLINE「コーヒー&シガレッツ」

■segment & cast 
変な出会い/Strange to Meet You
ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト
双子/Twinsbr/> ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ
カリフォルニアのどこかで/Somewhere in California
イギー・ポップ、 トム・ウェイツ
それは命取り/Those Things'll Kill Ya
ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・Jr
ルネ/Renée
ルネ・フレンチ、E・J・ロドリゲス
問題なし/No Problem
アレックス・デスカス、イザック・ド・バンコレ
いとこ同士/Cousins
ケイト・ブランシェット、マイケル・ホーガン
ジャック、メグにテスラコイルを見せる/Jack Shows Meg His Tesla Coil
ジャック・ホワイト、メグ・ホワイト
いとこ同士?/Cousins?
アルフレッド・モリーナ、スティーヴ・クーガン、ケイティ・ハンズ
幻覚/Delirium
The GZA、RZA、ビル・マーレイ
シャンパン/Champagne
ビル・ライス、テイラー・ミード


Related articles→ジュリアン・テンプル監督作品
「ロンドン・コーリング -ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー -」




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ZEPPET STORE「CLUTCH」 [●ROCK]

4th.(major 2nd.)album 1999.10.08 release

ニュー・ロック世代を彩った色褪せない名作
ロック・バンドのひとつの理想がここにある

[text●i.akira]

“ニュー・ロック世代”と称されるくるりやNUMBER GIRL、SUPERCARなどが台頭を始めた1990年代後半、ZEPPET STOREというバンドがいた。彼らの経歴は少し珍しい。なにせ、あのX JAPANのhideが世に送り出したバンドである。

彼らの出世作となった本作を久しぶりに聴いてみたが、曲がまったく色褪せていないことに驚いた。1999年当時に聴いた印象そのまま、すばらしい作品である。
突き抜けるように爽やかな「ANOTHER STORY」、当時スマッシュ・ヒットとなったシングル曲「遠くまで」や「もっともっと」、タイトルそのままの勢いを感じる「FLY HIGH」、最高のロック・バラード「DON’T ASK ME WHY」、切なく響く「LOOP」や「ROSE」、ザラザラとした音とメロディのギャップが印象的な「INNOCENCE」や「IT’S THE END OF WORLD」、そして亡き恩師へ捧げた「DEARLY」など、ポップでありながらも独特なヘヴィさを持ったサウンドに、浮遊感とぬくもりを感じる木村世冶の歌声が相まって、唯一無二のスタイリッシュで完成されたギター・ロックを確立している。また、随所にギター・ポップやシューゲイザー・サウンドからの影響も感じられ、UKロックに精通する彼ららしい仕上がりとなっている。hideが“日本のThe Beatles”とまで評した極上のサウンドは、ロック・バンドにとってひとつの理想といえる。

世間的にいえば決して知名度は高いものではないが、2005年の解散まで数多くのバンドに影響を与えたことは間違いない。こんなバンドは絶対にいなかったし、これからも現われないと思う。

そして2011年、福島県いわき市出身である木村の呼びかけにより、ZEPPET STORE名義でチャリティを目的とした新曲を制作することを発表している。いったいどんな曲になるのか、今から楽しみである。

SEIZI KIMURA OFFICIAL BLOG→ http://say-zee.livedoor.biz/

TOWER RECORDS ONLINE[ZEPPET STORE]
TOWER RECORDS ONLINE「CLUTCH」

CLUTCH

CLUTCH

  • ZEPPET STORE
  • EMIミュージック・ジャパン
  • 1999/10/08
  • CD
■Track listing
01. ANOTHER STORY
02. 遠くまで
03. FLY HIGH/ALBUM MIX
04. LOOP/ALBUM MIX
05. DON’T ASK ME WHY
06. ROSE
07. TENDER
08. INNOCENCE
09. IT’S THE END OF THE WORLD
10. MILK CROWN
11. OCEAN
12. もっと もっと
13. DEARLY


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

cune「GREAT SPLASH」 [●ROCK]

1st. album 2002.12.04 release

彼らの息づかいをすぐそばに感たくて
それが好きで、ドライブのとき、眠りにつく前
落ち込んだとき、笑いたいとき
いつでもこのアルバムを聴く

[text●h.mariko]

いきなり余談だが、cune(キューン)はメンバーの前身バンド〔Ize/生熊耕治(G./Cho.)、大北公登(Ds./Cho.)、Ray/小林亮三(Vo./G.)、中村泰造(B./Cho.)〕をそれぞれ見ていた。俗にいうヴィジュアル系のバンドであった。一方はポップな感じ、一方はヴォーカルが目立つな、という印象。それがひとつになったら、どんな音を出すのだろう、と期待を胸に音を聴いた。

やられた。それが、感想。

ヴォーカル亮三の声は、キーが高いのだが安定感があり、腹の底から叫んでるような感じがするのに悲痛感がない。むしろ、爽やか。
それを支えるKOJIのギターは柔らかくて、バンドの中心になりがちな目立った印象はない。いい意味で、バンドの音に溶け込んでいる。
ベースTAIZOの音はよく走り、ギターとのメロディーで対を成す。これがまた心地いい。そのすべてをしっかり支えるKIMITOのドラム。
バランスがいいのだ、このバンドは。そして、このアルバムは。

ドラマのテーマ・ソングにタイアップされた「クローバー」や、デビュー曲となった「リフレイン」が収録されているが、個人的には「流れ星」「赤いマフラーの女」そして「様々サマー」が最高にお勧め。軽いポップスだけを奏でる流行のバンドとちょっと違うな、と思わせてくれる。歌詞はある意味ふっとんでるし、タイトルもなんだこりゃ? と思わせるところがあるけれど、それも彼らの個性。曲を聴けば納得してもらえるはず。
そしてインディーズ時代から温めていた「Butterfly」は、聴く度涙が目尻に浮かんでしまう。
hitomiがカヴァーしてCMソングにも使われた「SAMURAI DRIVE」も、やっぱり原曲がいい。
2006年に活動休止の報を聴いたときは残念であったが、こうしてCDを改めて聴いてみると、彼らの息づかいをすぐそばにいつでも感じられる。それが好きで、ドライブのとき、眠りにつく前、落ち込んだとき、笑いたいとき、いつでもこのアルバムを、私は聴く。
※2011年3月、小林亮三のソロ・ライヴ“同じ月ヲ見テイル”に生熊耕治、中村泰造、大北公登がcuneとして参加。2011年5月22日 渋谷Star Laungeでの“Re;unicon(リユニオン)”ライヴにてcune再演、そして再始動

cune ワンマン・ライヴ“Re ; union”
2011年7月23日(土)大阪 OSAKA MUSE
2011年7月29日(金)東京 Shibuya O-WEST


cune official blog→ http://blog.cune.lolipop.jp/

TOWER RECORDS ONLINE[cune]
TOWER RECORDS ONLINE「GREAT SPLASH」

GREAT SPLASH

GREAT SPLASH

  • cune
  • ユニバーサルJ
  • 2002/12/04
  • CD
■Track listing
01. BORDER
02. リフレイン
03. クローバー
04. 流れ星
05. エアロビクス☆ガール
06. 1999.12.24
07. イナズマ
08. 赤いマフラーの女
09. 様々サマー
10. Butterfly
11. おやすみ
12. SAMURAI DRIVE/cosmic version


バンドスコア CUNE/GREAT SPLASH

CUNE/GREAT SPLASH
バンドスコア

  • cune
  • ヤマハミュージックメディア
  • 2003/01/11
  • 楽譜


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ「わたしのうた」 [●POPS]

collaboration album 2007.10.03 release

ジャズのスタンダードから美空ひばりまで
子守唄のように歌い継がれる名曲を凝縮
何世代にも渡ってその魅力を十分に堪能できる作品

[text●o.mihoko]

2006年2月、ASA-CHANGを中心に
“一夜限りの”(と銘打った)ビッグ・バンドとして
誕生したASA-CHANG&ブルーハッツ。
メンバーにはスカパラのNARGO、梅津和時、田中邦和、塚本功、鈴木正人、
SAKEROCKの浜野謙太など個性的な面々が参加。
そんなブルーハッツが畠山美由紀を迎えて制作したのが
アルバム「わたしのうた」だ。

ジャズのスタンダードから、美空ひばりまで幅広くカバーした本作。
オーセンティック・スカにアレンジされた「君恋し」は、
アルバムきってのキラー曲。
スカのストイックな美学の額縁に収められるとより艶やかである。
古くより本場ジャマイカや世界各国のスカ・バンドにカバーされつづけている
「りんご追分」に並ぶ名アレンジである。
スカパラの発起人・ASA-CHANGのバンドならではの粋な選曲だ。

また、昨今では珍しい低音も魅力な畠山のボーカルが
このアルバムの懐の深さをいっそう印象づける。
また、リリー・フランキーも「Somethin' stupid」で
その歌声を披露している。

長きに渡って子守唄のように歌い継がれる名曲を凝縮したこのアルバムは
カバー集として懐かしむもよし、
アレンジに唸るもよし、
歌声に浸るもよし。
何世代にも渡ってその魅力を十分に堪能できる作品である。

畠山美由紀 OFFICIAL BLOG→ http://miyukihatakeyama.jugem.jp/

TOWER RECORDS ONLINE[畠山美由紀]
TOWER RECORDS ONLINE[ASA-CHANG&ブルーハッツ]
TOWER RECORDS ONLINE「わたしのうた」

わたしのうた

わたしのうた

  • 畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ
  • エイベックス・エンタテインメント
  • 2007/10/03
  • CD
■Track listing
01. Lover come back to me
02. 君恋し
03. Diamonds are a girl's best friend
04. 小さな木の実
05. Somethin' stupid/feat.リリーフランキー]
06. 津軽のふるさと
07. Never will I marry
08. In the still of the night
09. 私の青空

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

UNITED「TEAR OF ILLUSIONS」 [●THRASH METAL]

9th. album 2011.04.20 release

幾度もの苦難を乗り越えて辿り着いた最高到達点
最強のメンバーが放つ最凶のスラッシュ・メタル

[text●i.akira]

結成30周年。口にするのは簡単だ。しかしこのバンドにとってその重みは違う。1981年に結成されたUNITED(ユナイテッド)には、驚くことにオリジナル・メンバーはひとりも残っておらず、ボーカリストだけでも5回もメンバー・チェンジを行なっている。それでもなおこのバンドは歩みを止めずに30年という途方もない時間を音楽に捧げ、高水準のスラッシュ・メタルを我々に届けてくれていた。そして今、6年ぶりの新作とともにキャリア最高到達点に辿り着いたのである。

まず強烈なのは新ボーカリストのKen-Shinの声である。クェート出身で学業のために日本で生活していたという特殊なキャリアを持つ彼のすべてを切り裂くような鋭いスクリームが本作の核といっていいだろう。そしてそんな逸材を得たメンバーの演奏の破壊力も凄まじいものがある。いっさいの手加減抜き、キャリアからは想像もつかないほどのアグレッションを叩きつけてくれる。とくに10分以上にも及ぶ脅威の大作「Devil With Halo」には度胆を抜かれた。世界を見渡してもこれほどのサウンドを構築できるバンドは多くないだろう。今へヴィな音を求めているのならば、間違いなくこのアルバムをお勧めする。

断言させてもらうが、今のUNITEDは無敵である。まだ本作を引っさげての全国ツアーなどは決定していないが、日本だけでなく世界中でこの音が大暴れすることを僕は祈っている。
※CD12枚組の限定BOX SET「30th ANNIVERSARY COMPLEATE BOX」2011年8月24日リリース(完全限定500セット)

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.united-official.com/

TOWER RECORDS ONLINE[UNITED]
TOWER RECORDS ONLINE「TEAR OF ILLUSIONS」

■Track listing
01. Tear Of Illusions
02. My Inner Revenge
03. Fight Fear Kill
04. Hollow
05. The Awakening
06. Voice Of Sanity
07. Requiem
08. From The Evil That Is You
09. In The Name…
10. Pit Of Fire
11. Devil With Halo
12. Fate

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Chara「Caramel Milk - The Best Of Chara」 [●POPS]

best album 2000.11.01 release

ちょっと拗ねたように
唇を尖らせて上目づかいになった顔なんて
これ以上可愛いものってあるだろうか

[text●h.mariko]

鼻にかかった独特の声。少しハスキーだけど、可愛らしい声。これを聴くと、胸の奥のほうがきゅんと鳴る。オンナノコのキモチがたっぷり詰まってるからだ。一応、自分もオンナノコなんだなあ、と妙に思わせてくれる。

「やさしい気持ち」でいきなりぐぐっと心を掴まれる。
「タイムマシーン」で、きゅんきゅんが倍増する。
「あたしはここよ」で、またココロの奥のほうがごそごそ動く。
「Duca」で、ちょっと、おかしくなる。
「Swallowtail Butterfly」で、ゆとりが生まれる。
そうして、そのまま、アルバムを聴き終わる。

小さいころ、CHARAの魅力って、実はよくわからなかった。
でも、時を重ねるごとに、彼女の歌う言葉ひとつ、表情ひとつに、優しさやあたたかさ、可愛らしさ、要するに女らしさを存分に感じるようになった。特に、ちょっと拗ねたように分厚めの唇を尖らせて上目づかいになった顔なんて、これ以上可愛いものってあるだろうか、と思うくらい。
そうやって女っぽさを全面に出す人は、苦手だと思ってた。俗にいう、ぶりっ子ってヤツ。
でも、女なんだから、女っぽくてあたりまえなんだ。CHARAだと、不思議とそういうふうに思えるのだ。

作られた可愛らしさじゃなくて、彼女が持つ魅力そのものが彼女の歌う姿なのだろう。綺麗な花はそれだけで魅力がある。でも、近寄ったらちくりと刺すトゲがあった。それも大きな魅力のひとつ。そんな存在がCHARAなのかな、と、最近では思う。

ベスト盤としてリリースされたが、今聴いても古くささとか、そういうのを感じないのもすごいな、と普通に感心してしまう。
女心を味わいたいときに、ぜひ。女子力の充填が必要になったら、ぜひ。

OFFICIAL WEB SITE→ http://charaweb.net/

TOWER RECORDS ONLINE[Chara]
TOWER RECORDS ONLINE「Caramel Milk - The Best Of Chara」

Caramel Milk 〜THE BEST OF CHARA〜

Caramel Milk 〜The Best Of Chara〜

  • Chara
  • エピックレコードジャパン
  • 2000/11/01
  • CD
■Track listing
01. やさしい気持ち
02. 大切をきずくもの
03. 月と甘い涙
04. Junior Sweet
05. タイムマシーン
06. あたしはここよ
07. 70%−夕暮れのうた
08. ミルク
09. しましまのバンビ
10. どこに行ったんだろう?あのバカは
11. Duca
12. 光と私
13. 上海ベイベ
14. Swallowtail Butterfly


Related articles→岩井俊二監督作品「スワロウテイル」


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Girls「Broken Dreams Club」 [●ROCK]

mini album 2010.11.03 release

欠落と傷心と
それを埋めるには弱すぎるオウエンスの歌声が
ティーンエイジャーのリアルを鳴らす

[text●y.yuya]

2000年代後半に蔓延したローファイ・ムーブメント(Lo-fi movement)において、ひときわ輝きを放っていたのがサンフランシスコ出身のバンドGirls(ガールズ)だった。ファースト・アルバム「Album」において、サーフ・ロックや初期のマイブラ(My Bloody Valentine/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)さながらのシューゲイザーなどを参照したさまざまな楽曲アプローチで、故郷サンフランシスコで生活する少女たちの日常のストーリーを提示した。そうした“カリフォルニア青春白書”に何よりも親近感のような感覚を付与していたのは、ローファイという音楽性から感じる着古したTシャツのような安らかさだろう。

5曲収録のミニ・アルバムとして発表された本作は、そんなローファイの精神性を残しつつ、初のスタジオ・ワークが施された。前作よりもクリアーとなったサウンドは、彼らの楽曲がいかに純度が高いかということを改めて気づかせてくれる。メロディーの美しさや歌詞の深化など、楽曲としてよりシンプルな味わい深さが増し、ミニ・アルバムとはいえども、その濃度と密度はファースト・アルバムのそれにも勝るとも劣らない。

1曲目、開幕を飾るカリフォルニア・ポップ「The Oh So Protective One」では、スローなテンポの上を彩る陽気な演奏が印象的だ。カリフォルニアの温暖なフレーバーを楽曲に宿らせるスチール・ペダルの音色や、トワイライト・シーンを想起させるトランペットやトロンボーンなどのホーン・セクションが効果的なスパイスとなっている。
その上で、ここで歌われているのは孤独と傷を負った少女の悲しみだ。それも、実際のストーリーであるかのように、非常に具体的な言葉や内容で綴られている。Girlsの楽曲に顕著であるこうしたポジティヴィティーとネガティヴィティーの同居は、過去にカルト教団(チルドレン・オブ・ゴッド)の元で育ってきたというクリストファー・オウエンス(Vo./G. 作詞作曲)の壮絶な人生体験のなかで、そのような絶望下においても光を信じようとした彼自身の願望や意志がそうさせているのかもしれない。
続く「Heartbreaker」ではセンチメンタリティーを疾走させ、「Broken Dreams Club」での孤独な吐露が我々をより精神の内側へと誘い込む。
スローな作風の本作においてフックとして機能するロックンロール曲「Alright」を経て、いよいよ、Girlsにとって重要な1曲となったであろう「Substance」が始まる。
この曲こそ、現時点においてもっともGirlsの音楽性を表現した1曲であるように思う。困難や苦悩も受け入れて、信じるロックンロールとともに、ただありのままでいようと歌うこの曲が、恐らくオウエンスが彼自身のために歌っているのであろうということはなんとなく想像できる。非常にパーソナルなこの曲が聴き手に対してもこの上ないくらいのメッセージとなって届けられたことは、普遍性の獲得であり、ここにおいて初めて、Girlsというバンドが完成したといっても過言ではない。間奏前にオウエンスが弱々しく呟く「ギター・ソロ、カモン」というひと言も、その後のヘロヘロのギター・ソロも、Girlsというバンドを痛いほどに象徴している。
そしてラストは、ドリーミーなサウンド・スケープが空間を浸食する7分34秒の大作「Carolina」によって締めくくられる。ざらつくノイズとループするビートをバックに、淡々と、表情を変えることなく、欠落を埋めるための言葉が放たれていく。やがて、「音速で」という呟きを繰り返しながらわずかにビートが高揚した刹那、前作収録の「Hellhole Ratrace」を踏襲する極上のメロディーとともに、オウエンスの今にも折れてしまいそうな嘆きの歌声が一瞬にして物語を沸点へと招く。ギター・ノイズの粒子を撒き散らしながら、ベッドルームで泣いていた少女を、ハートブレイカーを、愛する君を、“サウスカロライナへ連れて行こう”と。

なぜGirlsの楽曲がこれほどまでに弱者を照らす光を放つのか。それはGirls=オウエンスのライフ・ストーリーであり、青春の再描写であり、彼がもっとも欲した愛の探求だからだ。ローファイというヘロヘロの衣をまとい、傷だらけの心を、自身も傷だらけのままに抱え込む、それがGirlsだ。時代ごとにティーンエイジャーのリアルを鳴らすバンドが存在し――60年代のThe Who(ザ・フー)が、また80年代のThe Smiths(ザ・スミス)がそうであったように――、そうして脈々と受け継がれてきたティーンエイジャーの心のよりどころの中心に、Girlsは自然と立っていた。欠落と傷心と、それを埋めるには弱すぎるオウエンスの歌声が、現代のティーンエイジャーのリアルを鳴らす。「Broken Dreams Club」というタイトルは、そんな青春白書のタイトルにふさわしい。

PROFILE→http://www.randc.jp/girls/profile.html

TOWER RECORDS ONLINE[Girls]
TOWER RECORDS ONLINE「Broken Dreams Club」

ブロークン・ドリームズ・クラブ

Broken Dreams Club/ブロークン・ドリームズ・クラブ

  • Girls
  • よしもとアール・アンド・シー
  • 2010/11/03
  • CD
■Track listing
01. The Oh So Protective One/ジ・オー・ソー・プロテクティヴ・ワン
02. Heartbreaker/ハートブレイカー
03. Broken Dreams Club/ブロークン・ドリームズ・クラブ
04. Alright/オールライト
05. Substance/サブスタンス
06. Carolina/カロライナ


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

椿屋四重奏「BEST MATERIALS」 [●ROCK]

best album 2011.04.06 release

美しくも儚い名曲たちを集めた
彼らの歴史をリリース順に味わうことのできる
納得のベスト・アルバム

[text●i.akira]

2011年1月11日、椿屋四重奏は解散を発表した。そして解散に伴うツアーやラスト・ライブと銘打ったライブもしないと。それはあまりにも唐突、あまりにも衝撃的な発表だった。同時に、あくまで我が道を貫き続けた彼ららしくもあった。その潔さこそ、このバンドを表わすすべてではなかろうか。本作は、そんな彼らが残した美しくも儚い名曲たちを集めたベスト・アルバムである。

CDデビュー作「椿屋四重奏」の冒頭を飾る「群青」、あまりにも切ない恋の終わりを告げる「紫陽花」、愛に溢れた極上のバラード「トワ」、メジャー・デビュー曲にして新境地を見せた「LOVER」、ジャズ・テイストを取り入れた「恋わずらい」や「いばらのみち」、不穏なリフの上を悲痛な言葉が舞う「フィナーレ」、異質なミドル・ナンバー「NIGHTLIFE」、大胆なデジ・ロック・アレンジの「ロスト・チルドレン」、“次に会うときは聞いてくれよ 少しくらい答えられるよ”という歌詞が泣かせるラスト・シングルの「マテリアル」まで、彼らの歴史をリリース順に味わうことのできる納得のベスト・アルバムとなっている。常に進化を続けながらも、THE YELLOW MONKEYやCHAGE & ASKAから多大な影響を受けたというバンドの中心人物である中田裕二(Vo./G.)がこだわった和の情緒や風情がどの曲にも漂っているのも特徴だ。わがままで、独りよがりで、しかし何よりもまっすぐなバンドであった椿屋四重奏がどれほどすばらしいバンドだったかを噛みしめながら聴くことができる作品だ。

解散は惜しまれるが、メンバーはそれぞれの道をすでに歩み始めている。特に中田は東北地方地震後に地元仙台を想い書き上げた「ひかりのまち」を公開・発売したり、全国ツアー「SONG CONPOSITE 2011」も決定しているなど、活発に動き出している。解散が最良の選択だったと思えるほどの活躍を祈っている。

OFFICIAL WEB SITE→ http://tsubakiya4.com/

TOWER RECORDS ONLINE[椿屋四重奏]
TOWER RECORDS ONLINE「BEST MATERIALS」[2CD+DVD/初回限定盤]
TOWER RECORDS ONLINE椿屋四重奏著「群青」

BEST MATERIALS(DVD付き初回限定盤)

BEST MATERIALS
DVD付き初回限定盤

  • 椿屋四重奏
  • ワーナーミュージック・ジャパン
  • 2011/04/06
  • 2CD+DVD
■Track listing
[DISC 1/BEST MATERIALS]
01. 群青
02. 小春日和
03. 紫陽花
04. 螺旋階段
05. 幻惑
06. トワ
07. LOVER
08. 恋わずらい
09. 不時着
10. フィナーレ
11. アンブレラ
12. シンデレラ
13. いばらのみち
14. NIGHTLIFE
15. ロスト・チルドレン
16. マテリアル

[DISC 2/雑録十撰]初回限定盤
01. ほつれ髪/Monaural recording
02. 惑わず仕舞/Monaural recording
03. 純真ヲトメ
04. 落陽
05. 浮世見聞/Monaural recording
06. はぐれきどり/Monaural recording
07. 春夢去りて/Monaural recording
08. 術無き日毎/Monaural recording
09. 東風吹かば/Monaural recording
10. みことすがら/Monaural recording

[DVD/Music Clips 2007-2010]初回限定盤
01. LOVER
02. 恋わずらい
03. 不時着
04. シンデレラ
05. いばらのみち
06. マテリアル


PAST EMOTIONS [DVD]

PAST EMOTIONS

  • 椿屋四重奏
  • ワーナーミュージック・ジャパン
  • DVD
■Track listing
[DISC 1]
TOUR ’10 “BRIGHTEST DARKNESS” 2010.12.26 中野サンプラザ
01. ロンサム/02. LOVER/03. LOOK AROUND/04. いばらのみち
05. 共犯/06. ブランケット/07. playroom
08. 漂流/09. ジャーニー/10. マテリアル/11. 導火線
12. red blues/13. NIGHTLIFE/14. 恋わずらい
15. ミス・アンダースタンド/16. 踊り子
17. ブライテスト・ダークネス/18. 群青
19. 君無しじゃいられない

[DISC 2]
熱視線 5「mad about you」2007.06.07 SHIBUYA-AX
01. 成れの果て/02. 手つかずの世界
TOUR ’07 ~4 THE LOVERS~ 2007.11.18 渋谷C.C.Lemonホール
03. 踊り子/04. 紫陽花
TOUR ’08 ~CITY OF SILVER~ 2008.07.04 Zepp Tokyo
05. OUT OF THE WORLD/06. トーキョー・イミテーション
07. LOVER
熱視線 6 live circuit「SECRET ROOM」20081221 赤坂BLITZ
08. 導火線/09. プロローグ
10. アンブレラ/11. 風の何処へ
熱視線 7「TUMBLING VACATION」20090705 渋谷C.C.Lemonホール
12. 波紋/13. moonlight
14. シンデレラ/15. フィナーレ
TOUR ’09「CARNIVAL」2009.12.20 赤坂BLITZ
16. 別世界/17. CRAZY ABOUT YOU
18. MU DA BO NE/19. シアトリカル
20. スピード/21. 道づれ/22. SAD GIRL SO BAD
23. 空中分解/24. ランブル/25. マイ・レボリューション
熱視線 8「KICK START MY HEART」2010.07.20 SHIBUYA-AX
26. 不時着 /27. I SHADOW /28. 熱病
29. サイレンス/30. 恋わずらい/31. LOVE CREATURES

[DISC 3]
TOUR ’10 「BRIGHTEST DARKNESS」2010.10.16 日比谷野外大音楽堂
01. ロンサム/02. LOOK AROUND/03. いばらのみち
04. 思惑と罠/05. ジャーニー/06. red blues
07. 恋わずらい/08. ロスト・チルドレン
09. 小春日和/10. 螺旋階段
「SENDAI SUNRISE」2010.12.31-2011.01.01 Zepp Sendai
11. かたはらに/12. 群青/13. 熱病
14. 紫陽花/15. 硝子玉/16. マイ・レボリューション
17. 幻惑/18. 風の何処へ/19. CRAZY ABOUT YOU
20. いばらのみち/21. トーキョー・イミテーション
22. ランブル/23. 太陽の焼け跡/24. NIGHTLIFE
25. マテリアル/26. 恋わずらい/27. 螺旋階段
28. ミス・アンダースタンド/29. 空中分解
30. 嵐が丘/31. 君無しじゃいられない


中田裕二「ひかりのまち」
レコチョク
http://recochoku.jp/
レコチョク“アーティストチャリティー”
http://recochoku.jp/info/artist_charity.html


yuji nakada presents「SONG COMPOSITE 2011」
2011.06.13 仙台 darwin
2011.06.14 盛岡 club Change WAVE 
2011.06.22 札幌 cube garden
2011.06.24 横浜 赤レンガホール
2011.06.28 神戸 チキンジョージ
2011.06.29 大阪 umeda AKASO
2011.07.04 郡山 HIP SHOT
2011.07.11 下北沢 CLUB QUE
2011.07.13 名古屋 BOTTOM LINE
2011.07.14 京都 KYOTO MUSE
2011.07.21 福岡 Gate's7
2011.07.22 熊本 BATTLE STAGE
2011.07.25 東京 DUO Music Exchange
2011.07.26 東京 DUO Music Exchange
2011.07.29 秋田 club SWINDLE
2011.07.30 青森 Quarter
2011.08.01日 仙台 CLUB JUNK BOX

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Loostripper“GREENROOM FESTIVAL” [●LIVE REPORT]

GREENROOM FESTIVAL 2011.05.21-05.22 横浜・赤レンガ地区野外特設会場

透きとおる歌声とギターの響き
世間への皮肉や自身の決意を込めたラップ
ジャンルレスな音を放った40分間

[text●s.natsumi]

DSC06175s.jpg
Loostripper
GREENROOM FESTIVAL 2011.05.21
GLLERY STAGE


今年は横浜赤レンガ倉庫創建100周年記念イベントとして開催された“GREENROOM FESTIVAL(サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに持つ、音楽とアートのカルチャーフェスティバル)”。今年で7回目となるアーバンリゾート型の“春フェス”の初日。ラインナップには快晴の青々とした空に似合うアーティストがズラリ。そのなかで新人ながら出演を決めたのがルーストリッパー(Loostripper)という男性シンガー・ソングライターだ。
彼はGLLERY STAGEのトップバッターとして登場。赤レンガ倉庫1号館の3階のステージは、とくに目立った看板もなく、何をすることろ? とすぐにはピンとこないようで冒頭は客数もまばら。
1曲目「Hello, Buddy」。叩くようなギターリフとアグレッシブなチョッパーベースで、歯切れよく重心の低いファンクロック・ナンバー。ルーストリッパーのギターとサポートギター、ベース、ドラムのピタリと合った演奏、音圧に圧倒される。
すると、その音に呼ばれるように人が集まりはじめた。
スカッと風通し良く、それでいて体に突き刺さる「Leaf」。透きとおる歌声とギターの響き、爽やかさの裏に並々ならぬ野心と決意を感じる。
「Yellow Blues」では独自の表現でブラック・ミュージックへの敬愛を示しながら、世間への皮肉や自身の決意を込めたラップを披露。
ジャンルレスな音を放った40分間。後半には客席を満たしたオーディエンスへ物怖じもせずイキイキとした表情と大胆なパフォーマンスを見せ、スケールの大きさを感じさせた。その眼差しの強さに、次のライブへの期待がグンと高まるステージだった。

Loo_main.jpg
[LIVE INFO.] 
2011.05.23 渋谷 DESEO
2011.06.13 下北沢 CLUB251
2011.06.30 八王子RIPS
2011.08.28 全力投球!!'11夏"音楽ガデキルコト"→ http://www.diskgarage.com/zenryoku/


OFFICIAL WEB SITE→ http://www.loostripper.com/

TOWER RECORDS ONLINE[Loostripper]
TOWER RECORDS ONLINE「Loostripper」 [CD+DVD]

disc_loostripper.jpg
Loostripper
1st. album 2010.12.08 release
CD+DVD
EUNCD-001 ¥1,800(tax in)

■Track listing
01. Hello, Buddy
02. Mother
03. Voyage
04. Leaf
05. Player
06. Old Boy
07. Roller Coaster
08. Yellow Blues
[DVD]
01. Hello, Buddy
02. Leaf


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Desmond Dekker「This Is Desmond Dekkar」 [●REGGAE/DUB]

re-issue album 2006.08.21 release(originally release, 1969)

63年にデビュー
ジャマイカ国内で20曲連続首位を獲得
男性のたくましさと、女性の包容力を併せ持った
ハイトーンで美しい奇跡の歌声

[text●o.mihoko]

60年代ジャマイカ。ロックステディが隆盛を極め、
数々のシンガーが活躍するなか、
ひときわ輝いた歌声を響かせたのがデスモンド・デッカーだ。

63年にデビューし、ジャマイカ国内で20曲連続首位を獲得した彼。
そのハイトーンで美しい歌声を初めて耳にする者は
その声が男性のものなのか女性のものなのか、
おそらく混乱するだろう。
男性のたくましさと、女性の包容力を併せ持った奇跡の歌声だ。

そんな彼の才能を堪能できる名曲の数々を集めたのがこのアルバムである。
代表曲「Israelites 」(邦題:イスラエルちゃん)や、
ルード・ボーイに支持された「007(Shanty Town)」を含む全31曲を収録。

最低限の演奏とコーラスのみのシンプルな音。
しかし、その上で響く彼のおおらかな歌声は、
遠く離れたジャマイカの地や、音楽とともに生きる人々の姿など
さまざまな情景を導き出してくれる。

魅力的な声とその才能を存分に発揮し、
数々のすばらしい楽曲を残してくれた彼の存在に
ただひたすら感謝するばかりだ。

TOWER RECORDS ONLINE[Desmond Dekker]
TOWER RECORDS ONLINE「This Is Desmond Dekkar」

This Is Desmond Dekkar

This Is Desmond Dekkar

  • Desmond Dekker
  • Sanctuary Records
  • 2006/10/03
  • CD
■Track listing
01. 007(Shanty Town)
02. Sabotage
03. Shing A Ling
04. Hey Grandma
05. Beautiful And Dangerous
06. Wise Man
07. Intensified '68(Music Like Dirt)
08. Rudy Got Soul
09. Unity
10. Mother Pepper
11. It Pays
12. Mother's Young Gal

13. It's A Shame
14. Rude Boy Train
15. Sweet Music
16. Pretty Africa
17. You've Got Your Troubles
18. Keep A Cool Head
19. Personal Possession
20. Mother Long Tongue
21. Young Generation
22. Hanging Tree
23. Bongo Gal
24. Fu Manchu
25. Don't Blame Me
26. Coconut Water
27. A It Mek
28. Writing On The Wolf
29. Nincompoop
30. It Is Not Easy
31. Israelites


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Miles Davis「Bitches Brew Live」 [●JAZZ]

live album 2011.02.07(2011.2.23) release

ロックフェスに乗り込んだマイルスが
自分たちの即興演奏を「なんとでも呼べ・・・」とは
痺れますな

[text●k.ryo]

いつもマイルスばかりじゃ・・・
と思い、
ニコ動とかで、ザゼンやレディオヘッドとか
ノスタルジーでWANDSやラルクとか聞いたりするけど、
どうにも「ガツン」と来ない
そりゃDJごっこすれば、テンションもあがるけど、
「音」だけで持ってかれるのは、
やっぱマイルスだな
あとは、62~64年くらいのコルトレーンのライブとか

もうカッコイイ演奏は、ボ~っとネットしながら聞いてても、
もってかれるのだ
体が知らず知らずのうちに、
貧乏ゆすりでハイハットのリズムをきざみ、
トランペットやサックスの音を追いかけ、
トグロをまき、うねるウネル


少しだけアルバムのことを
え~、大事なフェスなのに、
サックスのショーターが車渋滞で遅刻したとかで、
マイルスのみのワンホーン・カルテットである
この編成が好きかどうかは別として、
貴重です

オールスターな「bithers brew」スタジオ盤(超名盤)とは、
まったく違うアレンジを堪能あれ

あと
4曲目以降は、
70年ワイト島の演奏です
タイトルは別名「call it anything」

ロックフェスに乗り込んだマイルスが、
自分たちの即興演奏を「なんとでも呼べ・・・」とは、
痺れますな

TOWER RECORDS ONLINE[Miles Davis]
TOWER RECORDS ONLINE「Bitches Brew Live」

Bitches Brew Live

Bitches Brew Live

  • Miles Davis
  • Sony Legacy
  • 2011/02/07
  • CD
■Track listing
[Live at the Newport Jazz Festival]
01. Miles Runs the Voodoo Down/マイルス・ランズ・ザ・ヴードゥー・ダウン
02. Sanctuary/サンクチュアリ
03. It's About That Time/The Theme/イッツ・アバウト・ザット・タイム/ザ・テーマ

[Live at the Isle of Wight Festival 1970]
04. Directions/ディレクションズ
05. Bitches Brew/ビッチェズ・ブリュー
06. It's About That Time/イッツ・アバウト・ザット・タイム
07. Sanctuary/サンクチュアリ
08. Spanish Key/スパニッシュ・キー
09. The Theme/ザ・テーマ

[Personnel]
Miles Davis/マイルス・デイヴィス(tp)
Wayne Shorter/ウェイン・ショーター(ss)
Chick Corea/チック・コリア(el-p)
Dave Holland/デイヴ・ホランド(b)
Jack Dejohnette/ジャック・ディジョネット(ds)

Gary Bartz/ゲイリー・バーツ(ss,as)
Keith Jarrett/キース・ジャレット(org)
Airto Moreira/アイアート・モレイラ(per)


Bitches Brew

Bitches Brew

  • Miles Davis
  • Sony
  • 1999/06/10
  • CD+CD
■Track listing
[DISC 1]
01. Pharaoh's Dance/ファラオズ・ダンス
02. Bitches Brew/ビッチェズ・ブリュー
[DISC 2]
01. Spanish Key/スパニッシュ・キー
02. John McLaughlin/ジョン・マクラフリン
03. Miles Runs The Voodoo Down/マイルス・ランズ・ザ・ヴードゥ・ダウン
04. Sanctuary/サンクチュアリ
05. Feio/フェイオ

[Personnel]
Miles Davis/マイルス・デイヴィス(tp)
Wayne Shorter/ウェイン・ショーター(ss)
Bennie Maupin/ベニー・モウピン(b.cl)
John McLaughlin/ジョン・マクラフリン(g)
Joe Zawinul /ジョー・ザヴィヌル(p)
Chick Corea/チック・コリア(p)
Larry Young/ラリー・ヤング(p)
Dave Holland/デイヴ・ホランド(b)
Harvey Brooks/ハーヴェイ・ブルックス(b)
Lenny White/レニー・ホワイト(ds)
Jack Dejohnette/ジャック・ディジョネット(ds)
Don Alias/ドン・アライアス(ds/per)
Jim Riley/ジム・ライリー(per)
オリジナル盤は1970年4月発売


■Related articles
Miles Davis「KIND OF BLUE」
Miles Davis「get up with it」
Miles Davis「‘FOUR’ & MORE」(Live)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

島田雅彦著「カオスの娘―シャーマン探偵ナルコ」 [●BOOK]

2008年 第58回 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞作品
初版 2007.06.05 集英社刊

シャーマニズムは決して不可思議なものではなく
神秘の力=現代に必要な癒し。今こそこういった力が必要だ
と、言っているようにも読めた

[text●h.mariko]

超能力とか、霊視能力とか、そういうのを扱った作品に触れると不思議な気持ちになる。それは自分では味わえない「感覚」が駆使されているからだ。それがいいときも、悪いときもある。その能力が、自分(主人公)にとってよく働いていれば羨ましくもあるし、邪魔な能力であれば大変だなあ、と思うし・・・。
この作品の主人公、ナルヒコに対する気持ちはどちらでもなかった。彼が志したのはシャーマン(祈祷師)という、修行次第では“一般人でもなれる(?)”ものだからだ。もしかしたら、私にもできるのだろうか、そんなふうに思ったものだ。

眠り病(ナルコレプシー)を患ったナルヒコは、祖母の跡を継いでシャーマンになることを決意。北海道でその修行に明け暮れる。
その一風変わった修行は、自身が一度“死んだ”ような状態になり、自然と一体化してその声を聴くこと。自然に生きる野生動物や、人間以外の生き物、すでにこの世にいない生き物(と呼べるのか?)と通じることでシャーマンとしての力を蓄えていく。飛ぶ鳥の目線、夜の森の狐の目、ナルヒコとしての身体を抜け出した魂とでも呼ぶべきナルヒコ(の核)は、さまざまな体験をする。そして、一人前のシャーマンへと育っていく。

一方、誘拐されて拘束され、自分を失った亜里沙。犯人は自称“王子”。その王子に虐げられつつ、彼の持つ強い影響力のせいで、逃げ出す気力を奪われてしまった。が、とある出来事から、王子を殺害、東京へと逃げ出す。
ナルヒコと亜里沙、ふたりが出逢い、物語は不可思議な方向へと進んで行く。逃亡中の亜里沙が出逢う、家出少女のグループなどに導かれながら、亜里沙とナルヒコはどんどん“出逢って”いく。
現在声高に叫ばれる若年層、または力のない社会人たちの持つ“社会問題”を少しずつ孕みつつ、“シャーマン”という超時限的発想をそこに加えることで現在に生きる人たちの“心の隙間”をそっと取り出しているような了読感があった。
シャーマニズムは決して不可思議なものではなくて、神秘の力=現代に必要な癒し、今こそこういった“目に見えない”力が必要だと言っているようにも読めた。
修行、してみようか。

カオスの娘―シャーマン探偵ナルコ

カオスの娘―シャーマン探偵ナルコ

  • 島田雅彦著
  • 集英社
  • 2007/06/05
  • 単行本




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Judas Priest「British Steel 30th Anniversary Edition」 [●ROCK]

30th Anniversary album 2010.5.11 release
6th. album 1980.4.14 release

メタルの歴史において最も重要なる鋼鉄の名盤
最新ライブ映像とともに最高の音質で復刻!!

[text●i.akira]

歴史に残るべき名盤は何枚かあるが、メタル界においての最重要アルバムという意味では本作「British Steel」は絶対に外すことのできない名盤である。Judas Priest(ジューダス・プリースト)にとって6枚目になるこの作品は、彼らのイメージを決定づけるだけでなく、世界中にへヴィ・メタルとはなんたるかを知らしめた。

本作は1980年にリリースされた「British Steel」の30周年を祝してリリースされたリマスター盤である。当時としては驚異のスピードで疾走する「Rapid Fire」に始まり、彼らの愛称となっている重厚なミドル・ナンバー「Metal Gods」、必殺のリフで今なおライブで最高潮の盛り上がりを見せる「Breaking The Law」、緊張感のあるオープニングとメロディアスなサビがインパクト大の「United」、ロブ・ハルフォードの圧倒的歌唱力が光る、歓喜と大合唱の渦を生む名曲中の名曲「Living After Midnight」、攻めの姿勢をひたすらに貫いたワイルドな「Steeler」など、時代を考えたら信じられないような名曲がずらりと並んでいる。パンクの衰退やLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の解散などが起きた1980年のイギリスにおいて本作はひときわ輝いており、Iron Maiden(アイアン・メイデン)やDef Leppard(デフ・レパード)が牽引するNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal/ニュー・ウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)ムーブメントの火付け役を担っている。
ただメタルだと言ってしまうと、楽曲の速さや複雑さに特化したイメージを持たれてしまい、メタルを聴かない人々には避けられてしまいがちだが、本作で聴けるのは徹底的にへヴィでポップなロックンロールである。ここには難しいことはひとつもないし、どんな音楽ファンにも対応できるポピュラリティがある。

さらに本作には30周年を記念して行なわれたライブを収録したDVDもついている。そこには年齢を重ねながらも当時を凌ぐ勢いで堂々たるパフォーマンスを見せつける彼らの姿がある。残念ながら6月から開催される最新ツアー“EPITAPH”には結成以来ツイン・リード・ギターの一角を担ってきたK.K.ダウニングが参加しないこと(実質脱退とのこと)が発表されたが、今後も彼らはメタル・ゴッドの名に恥じぬ活動を行なっていくことだろう。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.judaspriest.com/

TOWER RECORDS ONLINE[Judas Priest]
TOWER RECORDS ONLINE「British Steel 30th Anniversary Edition」

■Track listing
[DISC 1]
1. Rapid Fire/ラピッド・ファイア
2. Metal Gods/メタル・ゴッズ
3. Breaking the Law/ブレイキング・ザ・ロウ
4. Grinder/グラインダー
5. United/ユナイテッド
6. You Don't Have to Be Old to Be Wise/オールド・トゥ・ビー・ワイズ
7. Living After Midnight/リヴィング・アフター・ミッドナイト
8. The Rage/ザ・レイジ
9. Steeler/スティーラー
10. Red, White & Blue/レッド、ホワイト・アンド・ブルー(ボーナス・トラック)
11. Grinder/グラインダー (ライヴ/ボーナス・トラック)

[ DISC 2/Deluxe Edition]
Recorded 17th August 2009
at the Seminole Hard Rock Arena( live)
1. Metal Gods/メタル・ゴッズ
2. Breaking the Law/ブレイキング・ザ・ロウ
3. Grinder/ブレイキング・ザ・ロウ
4. United/ユナイテッド
5. You Don't Have to Be Old to Be Wise/オールド・トゥ・ビー・ワイズ
6. Living After Midnight/リヴィング・アフター・ミッドナイト
7. Rage/ザ・レイジ
8. Steeler/スティーラー
9. The Ripper/ザ・リッパー(切り裂きジャック)
10. Hell Patrol/ヘル・パトロール
11. Victim of Changes/ビクティム・オブ・チェンジス(生け贄)
12. Freewheel Burning/フリーホイール・バーニング
13. Diamonds and Rust/ダイヤモンズ・アンド・ラスト
14. You've Got Another Thing Coming/ユーヴ・ゴット・アナザー・シング・カミング

[DVD]
British Steel Live Recorded 17th August 2009
at the Seminole Hard Rock Arena(live)
1. Rapid Fire
2. Metal Gods
3. Breaking the Law
4. Grinder
5. United
6. You Don't Have to Be Old to Be Wise
7. Living After Midnight
8. Rage
9. Steeler
10. Ripper
11. Hell Patrol
12. Victim of Changes
13. Freewheel Burning
14. Diamonds and Rust
15. You've Got Another Thing Coming
16. 30 Minute 'Making of British Steel' Interview


ブリティッシュ・スティール

British Steel/ブリティッシュ・スティール

  • Judas Priest
  • Sony Music Direct
  • 2004/06/02
  • CD
■Track listing
1. Rapid Fire/ラピッド・ファイア
2. Metal Gods/メタル・ゴッズ
3. Breaking the Law/ブレイキング・ザ・ロウ
4. Grinder/グラインダー
5. United/ユナイテッド
6. You Don't Have to Be Old to Be Wise/オールド・トゥ・ビー・ワイズ
7. Living After Midnight/リヴィング・アフター・ミッドナイト
8. The Rage/ザ・レイジ
9. Steeler/スティーラー

10. Red, White & Blue/レッド、ホワイト・アンド・ブルー(ボーナス・トラック)
11. Grinder/グラインダー (ライヴ/ボーナス・トラック)


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

恩田陸著「ネクロポリス」 [●BOOK]

初出「小説トリッパー」2001年〜2005年 全14回連載
初版 2005.10.13 朝日新聞社刊


骨のあるミステリーだと思って読むと
不謹慎ながらかなりおもしろい。もちろん
夜に読むのが、おすすめ

[text●h.mariko]

V.ファーという国にはアナザー・ヒルがある。アナザー・ヒルは離島で、トリイをくぐって、ボートで入島する。厳しい審査があり、なかなか訪れることはできない。ヒガンの期間、そこで暮らす人々は「ブラック・ダイアリー」を書くことを義務づけられる。このダイアリーには真実しか書いてはならず、ときには裁判の資料として使われるほどの効力を持つ。
ヒガンの1か月間「お客さん」に出会ったら、一言一句を漏らさず記憶し、ダイアリーに書き留めるのだ。お客さん、即ち死者。俗な言い方は、幽霊。

西洋的に描かれた「お客さん」には不気味さもなく、足もあり、飲食もするらしい。日本の幽霊の概念とは違った印象を受ける。
遠い親戚筋を辿ってV.ファー行きの切符を手にしたジュンイチロウ・イトウと、彼を受け入れた親戚たちを中心に、V.ファーで過ごすヒガンの様子を描いた作品である。

この作品は何度手に取ったかわからない。だが、これを勧めるうまい言葉が浮かばないのだ。
原稿用紙1600枚の上下巻。数冊に分かれる本は、本のバランスと、物語りの引っ張り方、どこからどこまでを1冊にするか、そのあたりで魅力が格段に変わってしまう。 もちろん、下巻のほうがおもしろいのはあたりまえという概念は念頭におくとして。 上巻だけ読んで下巻を読まない本なんてありえないとは思うけど、すぐにでも下巻を手に取らないと気がすまないほど心を奪われた本は久しぶり。

V.ファーで起こる連続殺人、“ヒガン”という不可思議な儀式・・・。
完璧なフィクションでありながら、実際の儀式(?)の名前や和ふうの呼び方は無国籍な雰囲気をつくり出して、殺人鬼ジャックも精霊もお客さんも、“あたりまえ”のものとして捉えている自分にびっくり。
ヒガンって何よ、そんなわけないじゃん、とかいう気持ちはいつのまにか取り払われてしまうのだ。これぞ魔術師との異名を取る恩田女史の真骨頂。
最後のオチは、恩田女史のファンとそうでない人、またはこういうネタの好き嫌いによってわかれると思うが、自分は肯定派。
骨のあるミステリーだと思って読むと、不謹慎ながらかなりおもしろい。もちろん、夜に読むのが、さらにおすすめ。
タイトルである“necropolis”とは、古代都市の“大(共同)墓地/死者の都.”を意味するらしいが、個人的にはギリシャ語のΝεkρος(Nekros 死体) からの語源を支持したい。
読み終わったころには口癖になっているであろうこの台詞で締めよう、
「モットーに並び立つ陛下に栄えあれ!」

ネクロポリス 上

ネクロポリス 上

  • 恩田陸著
  • 朝日新聞社
  • 2005/10/13
  • 単行本

ネクロポリス 下

ネクロポリス 下

  • 恩田陸著
  • 朝日新聞社
  • 2005/10/13
  • 単行本

ネクロポリス 上 (朝日文庫)

ネクロポリス 上

  • 恩田陸著
  • 朝日新聞出版(朝日文庫)
  • 2009/01/09
  • 文庫

ネクロポリス 下 (朝日文庫)

ネクロポリス 下

  • 恩田陸著
  • 朝日新聞出版(朝日文庫)
  • 2009/01/09
  • 文庫

■Related articles
恩田陸・歌野晶午・西澤保彦・近藤史恵共著「絶海」
恩田陸著「夜のピクニック」
恩田陸著「象と耳鳴り」
恩田陸著「光の帝国—常野物語—」
恩田陸著「月の裏側」
恩田陸著「Q&A」
恩田陸著「MAZE」
恩田陸著「ネバーランド」
恩田陸著「三月は深き紅の淵を」
恩田陸著「六番目の小夜子」

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ARB「ARB THE BEST -Long, Long Way-」 [●ROCK]

best album 2008.11.19 release

あなたはARBという熱い季節を知っているか
今も、いや、今だからこそ響くべき本当の愛の歌

[text●i.akira]


ARBが活動停止してもう5年が過ぎた。しかし彼らが残した楽曲たちはどんな時代にも負けることなく、色褪せることなく、我々の心に訴えかけてくる。むしろ今のような時代だからこそ、その歌声と言葉はより重みや深みを増して我々に問いかけている気さえする。

本作は彼らの結成30周年を記念してリリースされたキャリア総括のオール・タイム・ベストである。長いキャリアのなかで多くのメンバーの脱退と加入を繰り返してきた彼らには大きく分けて4つの時期がある。そのため、それぞれの時期によってメイン・コンポーザーや音楽性が異なるのだ。パンキッシュでストレートなロックンロールを好んだ第1期、さまざまなスタイルを模索していた第2期、メロディアスでスケールの大きな第3期、そしてARBに影響を受けた世代であるEBIと内藤幸也を迎えて復活の狼煙をあげた第4期。それぞれにカラーは違うが、石橋凌のメッセージだけは変わらない。空っぽの愛や夢をささやくのではなく、魂を込めて怒りを、悲しみを、喜びを、時代に叫んできた。特に“WORK SONG”と呼ばれる労働階級への応援歌のような楽曲たちは、年を重ねるごとにその意味を再確認させられ、味わい深くなっている。朝から晩まで仕事に追われながら毎日を転がるように生きる人々にとって、彼の言葉は厳しくも優しく、孤独を忘れさせ、共感と安らぎを与えてくれるのだ。決して大きなヒット曲はないが、罵声や非難を恐れずに我が道を突き進んでいく姿は、多くの人々の心に刻まれていることだろう。

今年の秋ごろに、石橋凌はソロ名義で本当にひさしぶりの音源をリリースするらしい。それは決してARBではないが、我々を熱くさせてくれるものだと僕は信じている。いつだって僕が、僕らが愛したARBはそうだったから。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.arb-tamashii.com/

TOWER RECORDS ONLINE [ARB]
TOWER RECORDS ONLINE 「ARB THE BEST -Long, Long Way-」

A.R.B.THE BEST“Long,Long Way”(DVD付)

A.R.B.THE BEST“Long,Long Way”

  • ARB
  • ビクターエンタテインメント
  • 2008/11/19
  • CD
■Track listing
[CD 1]
01. 野良犬
02. 喝!
03. 魂こがして
04. Tokyo Cityは風だらけ
05. 乾いた花
06. BAD NEWS(黒い予感
07. BOYS & GIRLS
08. ダディーズ・シューズ
09. Just a 16
10. イカレちまったぜ!!
11. STANDING ON THE STREET
12. さらば相棒
13. ウィスキー&ウォッカ
14. ユニオン・ロッカー
15. Heavy Days
16. LOFT23時
17. Do it! Boy
18. War Is Over!
19. トラブルド・キッズ
[CD 2]
01. YELLOW BLOOD
02. ONE WAY TRIP
03. HOLIDAY
04. Deep Inside
05. AFTER '45
06. 灰色の水曜日
07. ROCK OVER JAPAN
08. OWE MY OWN
09. SOUL TO SOUL
10. はじまりの詩
11. TOKYO OUTSIDER
12. LONESOME RYDER
13. RESPECT THE NIGHT
14. HARD-BOILED CITY
15. KAZA-BANA
16. 涙の河
[DVD]
01. 喝!
02. ダディーズ・シューズ
03. 赤いラブレター
04. War Is Over!
05. 闘い抜くんだ(FIGHT IT OUT)
06. HOLIDAY
07. AFTER '45
08. SWEAT, HEART & BRAIN
09. Long, Long Way
10. MURDER GAME
11. 魂こがして(Complete Best Ver.)
12. TOKYO OUTSIDER
13. 反逆のブルースを歌え
14. HARD-BOILED CITY
15. KAZABANA

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

中井英夫著「虚無への供物」 [●BOOK]

初版 1964.02.29(塔晶夫名義) 講談社刊

やり場のない怒り、悲しみ、苦しみが痛々しい
昭和初期の艶かしさと、“街の中の闇”が美しい
この文体、本当に酔う

[text●h.mariko]

塔晶夫氏の名前を知ったのは、ほんの小さな出来事からだった。若かりしころに傾倒した作家の本のなかで、本棚を覗き込んだキャラクターが発したひと言がきっかけだった。
その作家さんの発想力にあやかりたいと思っていたころ、どうしても“塔晶夫”の作品が読みたく、必死で本屋を巡った。ない。図書館で探した。見つからない。
もしや、作家さんの創作の人だったのでは・・・とまで疑った。
それが、塔晶夫は最初のペンネームで、中井英夫という立派な本名があること、そして中井英夫名義であれば図書館で取り寄せてもらえることがわかった。
あぁ、知ってから何年も経って、ようやく私の手元に来てくれたのか・・・。隣町からはるばる届いた図書館の本を抱きしめ、“本と巡り会うことの幸せ”をひしひしと感じたのだった。

主人公、奈々村久生(またの名を奈々緋紗緒)と光田阿利夫(アリョーシャという素敵なあだ名がある)が、名家である氷沼家で起きた殺人事件について立ち向かうことで物語が進んで行く。
藍ちゃんは可愛く、藤木田さんは自称を“ミイ”とする素敵なおじいちゃんであり、殺人事件が起きているわりにタッチは軽い。そして登場人物がみんな、その事件を楽しんでいるような気がしてくる。

アンチミステリーと銘打ったこの作品、一度読んだだけでは普通の謎解きミステリーに思えるかもしれない。が、もう一度、その気持ちを取っ払って、読んでみてほしい。作者の、そして犯人の、どこへもやり場のない怒りとか悲しみ、苦しみが、滲み出ているではないか。物語の中枢を占める洞爺丸事故の大きさ、そしてそのせいで喪われたたくさんのもの、感情、そういったものは痛々しいほどだ。
それがタイトルへとつながるのではないかと思えた。

物語全体を通して、昭和初期の艶かしさと、今はほとんど感じられなくなった“街の中の闇”が美しい。そしてこの文体、本当に酔う。程よいアルコールのような気分の良さである。
奈々緋紗緒と光田亜利夫のやり取りも可愛くてよろしい。
「よくって? アリョーシャ。」

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(上)

  • 中井英夫著
  • 講談社(講談社文庫)
  • 2004/04/15
  • 文庫

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(下)

  • 中井英夫著
  • 講談社(講談社文庫)
  • 2004/04/15
  • 文庫

虚無への供物 (講談社文庫)

虚無への供物

  • 中井英夫著
  • 講談社(講談社文庫)
  • 1974/03
  • 文庫

虚無への供物

虚無への供物

  • 塔晶夫著
  • 東京創元社
  • 2000/02
  • 単行本


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ジム・キャリー主演・製作「イエスマン “YES”は人生のパスワード」 [●DVD]

2009年日本公開作品(原題「Yes Man」/2008年 アメリカ映画)

「イエス」ということばが持つ不思議なパワー
まずはすべて「イエス」と答えてみたら、きっとなにかが
変わる・・・かも?

[text●s.haruna]

「ノー」といえない日本人が多いと言われていますが、
では、果たして心から「イエス」と言っている人は
どれくらいいるのだろうか?

好きでもない上司の誘いには「イエスorノー」?
プライベートでの友人の飲み会には「イエスorノー」?

でも、面倒で断っていたことにも、
まずはすべて「イエス」と答えてみよう!
「ノー」と答えるとちょっぴり嫌なことが起きるかも!?

主人公の男性(ジム・キャリー)は、妻と離婚し、
仕事も特におもしろくなく友人とのつき合いも悪く、
なかば引きこもり状態。
そんな彼が出合った「イエス」のことば。
このひと言「イエス」により、
彼の人生は“Happy or Unhappy Ending”どっちに転ぶのでしょうか・・・。

ジョン・レノンも「YES」ということばでオノ・ヨーコと出会った。
すべてを肯定することば「イエス」の不思議なパワーを
この映画で感じてほしい。

また、この作品限定のバンドが登場する。
女優兼歌手であるズーイー・デシャネル + Von Ivaで組まれた、
“ミュンヒハウゼン症候群”の音楽も魅力的である。

TOWER RECORDS ONLINE「イエスマン"YES"は人生のパスワード 特別版」
TOWER RECORDS ONLINE「Yes Man/Original Soundtrack」

■cast 
ジム・キャリー/カール・アレン
ズーイー・デシャネル/アリソン
ブラッドレイ・クーパー/ピーター
ジョン・マイケル・ヒギンス/ニック
ほか


Yes Man

Yes Man

  • EELS+ミュンヒハウゼン症候群
  • Lakeshore Records
  • 2008/12/16
  • CD
■Track listing
01. Man Up/EELS
02. Bus Stop Boxer/EELS
03. To Lick Your Boots/EELS
04. The Good Old Days/EELS
05. The Sound Of Fear/EELS
06. Wooden Nickels/EELS
07. Flyswatter/EELS
08. Blinking Lights (For Me)/EELS
09. Somebody Loves You/EELS
10. Sweet Ballad/ミュンヒハウゼン症候群
11. Uh-Huh/ミュンヒハウゼン症候群
12. Keystar/ミュンヒハウゼン症候群
13. Yes Man/ミュンヒハウゼン症候群


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

長嶋有著「泣かない女はいない」 [●BOOK]

初版 2005.03.20 河出書房新社刊

どこかほのかに悲しさが漂っているけれど
逆に人の温かみを感じる文章が詰まっていて
読むとほっとする

[text●h.mariko]

空間を切り取って組み立てたような、間のある文章が素敵。一本調子なんだけど、柔らかくて、情感がある。
表題作「泣かない女はいない」では、誰も見向きもしないようなところに目が行く主人公・睦美の観察眼の鋭さと気が抜ける見つけ方に共感し(板きれと雨の関係、キン肉マンの落書きなど)、「かもしれない」の感情を隠しきれなくなる素直さも可愛い。タイトルは睦美の気持ちそのもので、ボブ・マーリーの曲名から取ったそうだがそれも素晴らしいセンス。
四郎がいるのに、人を好きになったから、ほかの人とはつき合えない。そんな睦美の考え方は“古い”のかもしれないけど、睦美はそれだけ樋川さんが好きになってしまったんだろう。
その感情までもが愛らしい。まるで初恋にときめく女の子のようだ。

併録の「センスなし」では、もう少し大人の女性だけど、中身は子どもな保子が可哀想で可愛い。
夫に浮気されて「額に肉って入れ墨したら許してあげる」の台詞には笑った。作者さん、どんだけキン肉マン好き?そしてお洒落な(?)本を読んでいて、“聖飢魔Ⅱ”が出てくるとは思わなかった。みどりのキャラクター、最高。
今も昔も関係なく、センスあるとかないとかじゃなくて、要は自分ってことなのかな。

両編ともどこかほのかに悲しさが漂っているけれど、逆に人の温かみを感じる文章が詰まっていて、読むとほっとする。次の日が休みで、「よっしゃ、ビール飲みまくるぞ」っていうテンションじゃなくて、「1杯だけでいいから強いカクテルお願いします」ってお洒落なバーのカウンターで言う雰囲気で、読みたい本。

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.n-yu.com/

泣かない女はいない

泣かない女はいない

  • 長嶋有著
  • 河出書房新社
  • 2005/03/15
  • 単行本

泣かない女はいない (河出文庫)

泣かない女はいない

  • 長嶋有著
  • 河出書房新社(河出文庫)
  • 2007/10
  • 文庫

TOWER RECORDS ONLINE[Bob Marley & The Wailers]
TOWER RECORDS ONLINE「ナッティ・ドレッド +1」
「No Woman, No Cry」収録アルバム

Natty Dread

Natty Dread

  • Bob Marley & The Wailers
  • Island
  • 2001/06/12(原盤 1974.10.25)
  • CD
■Track listing
01. Lively Up Yourself/ライヴリー・アップ・ユアセルフ
02. No Woman, No Cry/ノー・ウーマン、ノー・クライ
03. Them Belly Full(But We Hungry)/ゼム・ベリー・フル
04. Rebel Music(3 O'Clock Road Block))/レベル・ミュージック
05. So Jah Seh/ソー・ジャー・セイ
06. Natty Dread/ナッティ・ドレッド
07. Bend Down Low/ベンド・ダウン・ロウ
08. Talkin' Blues/トーキング・ブルース
09. Revolution/レヴォリューション
10. Am-A-Do/アム・ア・ドゥ(Bonus Track)


ライヴ・フォーエヴァー~ピッツバーグの奇跡

ライヴ・フォーエヴァー~ピッツバーグの奇跡

  • Bob Marley & The Wailers
  • USMジャパン
  • 2011/04/27
  • CD
■Track listing
[DISC 1]
01. Greetings/グリーティングス
02. Natural Mystic/ナチュラル・ミスティック ~自然の神秘
03. Rastaman Vibration/ポジティヴ・ヴァイブレーション
04. Burnin' Lootin'/バーニン・アンド・ルーティン
05. Them Belly Full/ゼム・ベリー・フル
06. The Heathen/異教徒
07. Running Away/ランニング・アウェイ
08. Crazy Baldhead/クレイジー・ボールドヘッド
09. War/No More Trouble/ウォー/ノー・モア・トラブル
10. Zimbabwe/ジンバブエ
11. Zion Train/ザイオン・トレイン
12. No Woman No Cry/ノー・ウーマン、ノー・クライ
[DISC 2]
01. Jammin/ジャミング
02. Exodus/エクソダス
03. Redemption Song/リデンプション・ソング
04. Coming In From The Cold/フロム・ザ・コールド
05. Could You Be Loved/クッド・ユー・ビー・ラヴド
06. Is This Love/イズ・ディス・ラヴ
07. Work/ワーク
08. Get Up Stand Up/ゲット・アップ、スタンド・アップ


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

怒髪天「ニッポン♥ファイター」 [●ROCK]

2011.05.02〜2011.07.11 期間限定無料配信曲

俺がやらなきゃ誰がやる!
怒髪天から日本を叩き起こすための決意表明

[text●i.akira]

東北地方太平洋地震から約2か月の時間が経った。あの日を境に、多くのものがその価値観を変えてしまった。そのひとつに音楽がある。一時期は「被災地に歌は届かない」「エンタテインメントは無力だ」「電力の無駄だ」と世間様に弾圧され、人によっては歌うことそのものに疑問を持ってしまった人がいる。しかしあえて言う。バンドマンが今できることはなにも変わらない。いい曲を書き、大声で歌い、爆音で演奏することだ。そして何事にも臆することなく音楽を鳴らすことを選んだバンドのひとつである怒髪天は、表現者として最大限の決意表明をこの「ニッポン・ラブ・ファイター」に込めている。

5月2日から7月11日までの期間限定無料配信となるこの曲は、決して応援歌ではない。少なくとも、被災地のために作られたものではない。これは今この国で平穏に生きている我々に対する問いかけである。真っ向から神様やお上を非難しながら、ひとりひとりが立ち上がり、それぞれにヒーローを気取ろうぜというポジティブなメッセージが込められている。そして楽曲はジャパニーズ・ロックンロールを知り尽くした彼ららしい、最高にポップでシンガロングな仕上がりになっている。ここにはなにひとつ難しいことはない。誰が聴いても痛快で心地よいロックである。サビで叫ばれる「俺がやらなきゃ誰がやる」という言葉には、誰もがその気持ちを持って生きていこうという意味があるのだと思う。

5月14日より始まる全国ツアー(福島県郡山市や宮城県仙台市での公演も含む)“LIVE LIFE LINE TOUR”を強い決意を持って行なう彼ら。そこで堂々と歌われるであろうこの曲を、ぜひ皆さんにもダウンロードしていただきたい。音楽が無力でないことをあなたは知るはずである。

OFFICIAL WEB SITE→ http://dohatsuten.jp/

「ニッポン♡ファイター」
PCダウンロード【OTOTOY】→ http://ototoy.jp/feature/index.php/20110502
携帯ダウンロード【テイチクモバイル】→ http://hf.teichiku-mobile.jp/


LIVE LIFE LINE TOUR
2011年05月14日(土)新宿 LOFT
2011年05月18日(水)浜松 MESCALINDRIVE
2011年05月20日(金)岡山 PEPPERLAND
2011年05月22日(日)熊本 DRUM Be-9 V1
2011年05月24日(火)神戸 太陽と虎
2011年05月26日(木)滋賀 U-STONE
2011年05月27日(金)奈良 NEVER LAND
2011年05月29日(日)富山 MAIRO
2011年06月03日(金)新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE
2011年06月05日(日)郡山 HIP SHOT JAPAN
2011年06月11日(土)札幌 PENNY LANE 24
2011年06月12日(日)札幌 PENNY LANE 24
2011年06月14日(火)函館 CLUB COCOA
2011年06月16日(木)盛岡 CLUB CHANGE WAVE
2011年06月17日(金)仙台 CLUB JUNK BOX
2011年06月19日(日)金沢 AZ
2011年06月23日(木)高松 DIME
2011年06月25日(土)福岡 DRUM LOGOS
2011年07月01日(金)大阪 BIGCAT
2011年07月02日(土)広島 Cave-Be
2011年07月08日(金)名古屋 CLUB DIAMOND HALL
2011年07月10日(日)ZEPP TOKYO
LIVE LIFE LINE TOUR LEGEND CONTINUES
2011年07月17日(日)桜坂セントラル“ぐすよーめんそーれの逆襲”
2011年07月18日(月)桜坂セントラル“トーク de ナハ ナハ 那覇 2 1/2 ”


TOWER RECORDS ONLINE[怒髪天]
TOWER RECORDS ONLINE「D-N°18 LIVE MASTERPIECE」

“D-NO.18”LIVE MASTERPIECE

“D-NO.18”LIVE MASTERPIECE

  • 怒髪天
  • インペリアルレコード
  • 2011/03/30
  • CD
■Track listing
[DISC 1]
01. キタカラキタオトコ
02. 喰うために働いて 生きるために唄え!!(新録バージョン)
03. オトナノススメ
04. ド真ん中節
05. GREAT NUMBER
06. 労働CALLING
07. 全人類肯定曲 ~豪華管楽器隊参戦編~
08. セバ・ナ・セバーナ
09. NO MUSIC,NO LIFE.
[DISC 2]
01. 酒燃料爆進曲
02. ドンマイ・ビート
03. はじまりのブーツ
04. トーキョー・ロンリー・サムライマン
05. ビール・オア・ダイ
06. ありがとな
07. 俺達は明日を撃つ!
08. 男は胸に・・・
09. 宿六小唄~ダメ男に捧ぐ~
10. ロクでナシ
11. つきあかり


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FRICTION 「2011 FRICTION LIVE APRIL 1」 [●LIVE REPORT]

2011.04.01(fri)at shibuya CLUB QUATTRO

頽廃、虚無、混沌。生々しい生への執着と葛藤
どんなに聞き分けよく理解しようとしても飲み込めない現実より
よほど確かで力強い“生”を感じた

[text●o.mihoko]

70年代に活動をスタートさせた日本を代表するビート・バンド、フリクション。
1996年の活動休止から10年を経て2006年に復活し、
現在ではレック(Vo./B.)中村達也(Ds.)のふたりで活動を再開、
その重厚なサウンドは、結成30年を経てさらに強靭さを増している。

この日のライヴは2009年リリースの「Deepers」に収録されている
Iggy Pop & The Stoogesのカバー「Raw Pawor」でスタート。
レックの持つ闇が
黒々した靄となって湧き上がり(この日は本当に黒いオーラを纏っているように見えた)、
肉体的な痛みすら錯覚する中村のドラムが硬質な芯となって、
生み出される濁音が空間の隅々まで埋め尽くしていく。
数々のセッションをこなしてきた中村がキッカケとなり空気を変え、
会場が沸き立つその瞬間に
ロックという言葉のすべてが凝縮されているように思えた。

張り詰めた空気のなかにもユーモアを含みながら展開するライヴは、
バンドの一体感を目指すというよりも、おのおのが爆発し、
その距離感を冷静に楽しんでいるかのようだ。

彼らが描く世界は、頽廃、虚無、混沌という言葉で切り取ることができる。
しかし、それは同時に、生々しい生への執着と葛藤を意識させられる。

どんなに聞き分けよく理解しようとしても飲み込めない現実より
よほど確かで力強い“生”を感じるライヴだった。

OFFICIAL WEB SITE→ http://friction-officialsite.com/

TOWER RECORDS ONLINE[FRICTION]
TOWER RECORDS ONLINE「2013-Live Friction」
TOWER RECORDS ONLINE「prints21/Vol.98 2011年 夏号 中村達也特集」

DEEPERS

DEEPERS

  • FRICTION
  • TRIPPIN’ ELEPHANT RECORDS
  • 2009/03/25
  • CD
■Track listing
01. Raw Power (Iggy Pop & The Stooges)
02. Deepers (Friction)
03. You Got Me Rocking (The Rolling Stones)
04. メラメラ69 (Friction)
05. Fire (Jimi Hendrix)


2013:ライヴ・フリクション

2013-ライヴ・フリクション

  • FRICTION
  • Pヴァイン・レコード
  • 2010/06/16
  • CD+CD
■Track listing
[DISC 1]
01. You Got Me Rocking
02. くもの中
03. Highlife
04. 100年
05. Cycle Dance / Gapping
06. Choke
07. Kagayaki
08. Missing Kissing
09. Cushion
10. Pistol / Fire
[DISC 2]
01. Head Out Head Start
02. The Heavy Cut
03. いつも
04. メラメラ69
05. I Can Tell
06. Deepers
07. Big-S
08. Ikigire (Out of Breath)
09. Pick Up
10. Zone Tripper
11. Pistol / Fire




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

篠田節子著「ロズウェルなんか知らない」 [●BOOK]

初版2005.07.10 講談社刊

コンセプトは四次元の町”
怪談、UFO目撃ばなし、あらゆる都市伝説の流布
はたして、あの手この手の町おこし作戦は・・・

[text●h.mariko]

「ロズウェル」と聞いて、あなたはなにを真っ先に思い浮かべるだろうか? ピンときた人は“その筋”にそうとう詳しい人だろう。映画にもなったから、もう有名なんだろうか? そう、UFOが墜落したとして一躍有名になった、アメリカの地名である。

その、“ロズウェルなんか知らない”・・・いったいどういう意味だろうか? と思いつつ、手に取ってみた。

爆笑。というか、失笑、そのうち、冷笑、そして・・・

駒木野は若者のいない、いわば過疎地である。町おこしに“四次元の町”というコンセプトを立て、人を呼び、過疎を避けようと必死になる主人公たち。青年会(いや、中年会?)のメンバーと、カラオケ大会で優勝して土地付き家をゲットした鏑木は、怪談、UFO目撃譚、都市伝説などをあの手この手で流しまくり、人集めに奔走する。
最初はなかなかいい滑り出しなのだが“観光地を作る”という最初の地元民の思いはどこへやら、“オカルトの町”として駒木野は有名になってしまう。切なる地元の思いはどんどんおしやられ、暴走する観光(?)客。それを追い出したいけど、言い出せない、青年会。老人たちの怒りを買いながらも、“町のため、地域のため”と若者(中年?)はさらにエスカレートする。
数人いたはずの青年会のメンバーも、気がつけば観光客とつき合ったり、思いっきりできちゃった婚をするヤツが出てきたり、地元の気持ちもちぐはぐになりはじめる。そして、主人公たちの目の前に現われたものは・・・!

過疎化を止め町を活性化させるという、その町に暮らす人にとっては死活問題のテーマ。都会の便利を知った今、切なさは倍増。
過疎とまではいかないけど、都市部からは置いていかれた街に住む自分としても、聞き捨てならないテーマ。
・・・の、はずが。
こんなにおかしいなんて!!!!
“人が真剣になればなるほど周りには滑稽に見える”という典型の村民たちの「アワアワ」した姿がリアルなだけに、また失笑してしまう。嫁も客もこない、観光する場所もない土地。都会に出て行く勇気もなければ、土地と心中する勇気もない。そんな気弱な主人公たちがどんどん壊れていく(?)姿はみもの。最後のオチはいらないかな、と思いつつ、それがあるからロズウェルを知らなくってもいいのかな、と思い直し、最後まで笑わせてもらった。

篠田女史の作品は倫理観を問われるような重たいテーマの本しか読んだことなかったので、新しい発見。

かなりおすすめ。

ロズウェルなんか知らない

ロズウェルなんか知らない

  • 篠田節子著
  • 講談社
  • 2005/07/06
  • 単行本

ロズウェルなんか知らない (講談社文庫)

ロズウェルなんか知らない

  • 篠田節子著
  • 講談社
  • 2008/07/15
  • 文庫

Related articles→ 篠田節子著「弥勒」
Related articles→ 篠田節子著「神鳥(イビス)」

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ハイスタの復活によせて ・・・そして想い出 [■ESSAY]

AIR JAM 97 臨海副都心 1997.08.30
AIR JAM 98 東京ベイサイドスクエア1998.08.22
AIR JAM 2000 千葉マリンスタジアム 2000.08.26


まだモッシュとかダイブに慣れてないし
砂埃がタイヘンだったけど、もみくちゃになりながら
3万人パワーで盛り上げたのは、いい思い出

[text●k.ryo]

いや~あがるね

「この映像partいくつまであるんだ?」と
嬉しい悲鳴をあげながら、
最後まで一気にみてしまう
YouTube「Hi-STANDARD - AIR JAM 」
ハイスタを始めて聞いたのは、高2のころ
同時代のヌンチャクにハマっていて、
“air jam97”に興味を持ち、
“air jam98”行ったさ!!
今振り返れば、初めてのロックフェスだね
しかもチケット代の安さが破格だった記憶がある
5000円かな

まだモッシュとかダイブに慣れてないし、
砂埃がタイヘンだったけど、
もみくちゃになりながら、
3万人パワーで盛り上げたのは、いい思い出だ

あとあと、wow wowでの放送を何度も観ては、
ブラフマンやスーパーステューピッドやレンチなどの
かっこよさも、周りに広めまくったな
そしてこのビデオは、年下にあげた
それもまぁ、いいしょ

チケット取れるかわからないから、
今年の“ air jam”に行けるかわからないけど、
“復活”自体は、単純に嬉しい
一回限りにせず、ほかのフェスとかにも出てほしいな

あ~気の知れた仲間と、車中で
熱唱したい!
フジロックの帰りとか・・・最高だね!

9.18 ハイスタンダード AIR JAM。届け!!!→ http://twitpic.com/4plnsx

TOWER RECORDS ONLINE「AIR JAM 2000」

AIR JAM 2000 [VHS]

AIR JAM 2000

  • PiZZA OF DEATH RECORD
  • VHS
■Track listing
01. BOUNCE IT~BLAZIN'/BACK DROP BOMB
02. FLOW(IT'S LIKE THAT)/BACK DROP BOMB
03. Jerk Man/ABNORMALS
04. 弧動/ABNORMALS
05. SCHOOL DAYS/The SKA-FLAMES
06. TOKYO SHOT/The SKA-FLAMES
07. | ̄|_(PULSE)/THE MAD CAPSULE MARKETS
08. ISLAND/THE MAD CAPSULE MARKETS
09. LITTLE GIANT/MASTERLOW(01)
10. RULES/MASTERLOW(01)
11. 7月/bloodthirsty butchers
12. KOKORO WARP/SHAKKAZOMBIE
13. BIG BLUE/SHAKKAZOMBIE
14. ハイサイおじさん/喜納昌吉&チャンプルーズ
15. 花/喜納昌吉&チャンプルーズ
16. JACK THE VIOLENCE/MAD3
17. LOOKIN' FOR A TROUBLE SCAFULL KING/MAD3
18. YOU AND I, WALK AND SMILE/MAD3
19. WE ARE THE WORLD/MAD3
20. コウモリ/MOGA THE ¥5
21. あいまいな世代の傷跡/MOGA THE ¥5
22. FOOL RIDER/鉄アレイ
23. FORCE/鉄アレイ
24. TSUKIOOKAMI/COCOBAT
25. GRASSHOPPER/COCOBAT
26. arrival time/BRAHMAN
27. NEW SENTIMENT/BRAHMAN
28. MIND BREAKER/THE 原爆オナニーズ
29. ANOTHER TIME ANOTHER PLACE/THE 原爆オナニーズ
30. Beginning is start of the end/WRENCH
31. 欠けボタンの浜/HUSKING BEE
32. WALK/HUSKING BEE
33. STAY GOLD/Hi-STANDARD
34. SUMMER OF LOVE/Hi-STANDARD
35. MOSH UNDER THE RAINBOW/Hi-STANDARD


ATTACK FROM THE FAR EAST [DVD]

ATTACK FROM THE FAR EAST

  • トイズファクトリー
  • DVD
■Track listing
01. SUMMER OF LOVE
02. I'M WALKIN'
03. LONELY
04. NEW LIFE
05. SUNNY DAY
06. IN THE BRIGHTLY MOONLIGHT
07. WHO'LL BE THE NEXT
08. KISS ME AGAIN
09. LOVIN' YOU
10. GROWING UP
11. MAXIMUM OVERDRIVE
12. WAIT FOR THE SUN


ATTACK FROM THE FAR EAST II [DVD]

ATTACK FROM THE FAR EAST II

  • トイズファクトリー
  • DVD
■Track listing
01. オープニング~タイトル・テロップ
02. FIGHTING FISTS ANGRY SOUL
03. サンフランシスコ オフショット風景
04. MY SWEET DOG
05. サンフランシスコ オフショット風景
06. MAXIMUM OVERDRIVE
07. ヨーロッパ オフショット風景
08. STOP THE TIME
09. SHY BOY
10. ヨーロッパ オフショット風景
11. CALIFORNIA DREAMIN'
12. ヨーロッパ・ツアー日程テロップ
13. NEW LIFE
14. THE KIDS ARE ALRIGHT
15. アングリーフィスト・ツアーテロップ
16. START TODAY
17. アングリーフィスト・ツアーオフショット風景
18. ENDLESS TRIP
19. アングリーフィスト・ツアー日程テロップ
20. GROWING UP
21. AIR JAM タイトルテロップ~オフショット
22. CLOSE TO ME
23. AIR JAM オフショット風景
24. SUNSHINE BABY
25. AIR JAM オフショット風景
26. MY HEART FEELS SO FREE
27. THE SOUND OF SECRET MINDS
28. エンディング スタッフ・ロール
29. 黒画面
30. AIR JAM オフショット風景

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

LAUGHIN’ NOSE「REGENERATION」 [●ROCK]

8th. album 2009.01.25 release

どんな困難も、臆することなく鼻で笑って立ち向かう
最前線でストリートを闊歩するパンク・レジェンド

[text●i.akira]

パンクを本当に愛する人を見極める方法は簡単である。LAUGHIN’ NOSEを好きかどうか、だ。さまざまな紆余曲折がありつつも、彼らは常にストリートに立って僕らと同じ目線で物事を見て、そこで感じたものを音楽にしてきた。愛すべき友には手を差し伸べ、憎むべき体制には唾を吐いてきた。どんな困難も、臆することなく鼻で笑って立ち向かってきた。そして今年で結成30周年を迎えた今も、その姿勢は変わらない。

彼らの最近作「REGENERATION(リジェネレーション)」とは、革新や復興を表わす言葉である。そこにはキャリアからは考えられないポジティブでギラギラとしたエネルギーに満ちている。
ファンならばタイトルだけで狂喜するであろう「SAINT’S GONE」に始まり、問題だらけの世に問う「GHETTO」、“どん底でもWake Up”というメッセージが実に彼ららしいタイトル曲「REGENERATION」、PON(B.)が歌うポップで甘酸っぱい「PLASTIC MOMENT」、オーソドックスなパンク・ナンバーの「SERIOUS GAME」や「LUCKY CUNT」、ミドル・テンポながら、決意表明のようなストレートな言葉とメロディがグッとくる「PUNKMAN」など、彼らにかかればどんなにシリアスなテーマもポップで楽しいパンク・ロックになってしまう。

必要以上にかっこつけず、素っ裸に放たれるその音に僕らはいつも興奮させられる。パンクを愛するならば、まずLAUGHIN’ NOSEを愛せ!

OFFICIAL WEB SITE→ http://www.laughin.net/

TOWER RECORDS ONLINE[ラフィン・ノーズ]
TOWER RECORDS ONLINE「REGENERATION」

REGENERATION

REGENERATION

  • LAUGHIN’ NOSE/ラフィン・ノーズ
  • Letsrock
  • 2009/01/25
  • CD
■Track listing
01. SAINT'S GONE
02. DYNACITY
03. GHETTO
04. REGENERATION
05. PLASTIC MOMENT
06. 2009
07. SCARY MARY
08. SERIOUS GAME
09. STAY!
10. LUCKY CUNT
11. PUNKMAN


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Primal Scream「Screamadelica」 [●ROCK]

3rd. album 1991.09.23 release

「ラリッたときにみえる景色」を“持ってる”と思う
甘いギターの音、甘い声、脳髄に響く低音のリズム
ときどき急に必要になる

[text●h.mariko]

酒、煙草、薬。どれも、依存性が高くて、身体にもあまりよくない、もの。でも、どれも、やめられない、もの。

酒は本当に癖になる。たぶんビールがこの世になかったら、私の人生は相当につまらないと思う。
煙草も、癖になる。止めたらいいのにと思ったことは何度もある。だけど、そのたびに挫折する。珈琲の香りと、酒とのお供と、やっぱりなくてはならないもの。

薬は、やったことないから知らないのだけど、相当に気分が良くなるものらしい。見たことがない世界が見えたりとか、神とか、とにかく相当に、ハイになれるらしい。でも、やっぱり、恐いから、薬のお世話にはなりたくない。お金もかかるしね。そもそも、犯罪だしね。

その、「ラリッたときにみえる景色」を、この、Primal Scream(プライマル・スクリーム)のサード・アルバム「Screamadelica」は“持ってる”と、思うのだ。イントロの甘いギターの音から始まって、ボビー・ギレスピーの甘い声とが絡み合って、脳髄に響く低音のリズム。

実は初めて聴いたときは、ピンとこなかった。だらーんとした音だな、と思っていたのだ。私は、彼らの音を、逆に聴いていた。リリース順と反対に聴いていたのだ。なので、6枚目のアルバム「Xtrmntr(Exterminator)」のような、無機質な音を期待して、このアルバムを手に取った。が、なんだかまったりして、スロウで、どこか日向くさくて、なんだか期待はずれだったのだ。

それが、数年経って、ふと聴いたとき。まさに、しびれた。目を閉じると、まるでアルバムのジャケットみたいに、真っ赤な色彩のなか、黄色、青、極彩色がごたごたになって、音とともに押し寄せてくる。まるで、音と色の洪水。
1曲目「Movin' On Up」から2曲目「Slip Insie This House」の流れも好きなのだが、4曲目「Higher Than the Sun」が、最高に好き。これぞまさに、聴くドラッグ。やめられない。病みつきになる。

最初に感じた“ゆるさ”は“あたたかさ”に、“けだるさ”は“心地よさ”に変わっていく。いつもいつも聴いてるとおかしくなってしまいそうなんだけど、ときどき急に必要になる音。

TOWER RECORDS ONLINE[Primal Scream]
TOWER RECORDS ONLINE「Screamadelica(20周年記念盤)」

Screamadelica

Screamadelica

  • Primal Scream
  • Sire / London/Rhino
  • 1991/10/08
  • CD

Screamadelica: 20th Anniversarry Edition

Screamadelica
20th Anniversarry Edition

  • Primal Scream
  • Sony Import
  • 2011/03/15
  • CD+CD
■Track listing
01. Movin' On Up/ムーヴィン・オン・アップ
02. Slip Inside This House/スリップ・インサイド・ディス・ハウス
03. Don't Fight It Feel It/ドント・ファイト・イット、フィール・イット
04. Higher Than The Sun/ハイヤー・ザン・ザ・サン
05. Inner Flight/イナー・フライト
06. Come Together/カム・トゥゲザー
07. Loaded/ローデッド
08. Damaged/ダメージド
09. I'm Comin' Down/アイム・カミン・ダウン
10. Higher Than The Sun(A Dub Symphony In Two Parts)
/ハイヤー・ザン・ザ・サン (ダブ・シンフォニー・イン・トゥー・パーツ)
11. Shine Like Stars/シャイン・ライク・スターズ
[CD 2]
01. Movin' On Up/ムーヴィン・オン・アップ
02. Stone My Soul/ストーン・マイ・ソウル
03. Carry Me Home/キャリー・ミー・ホーム
04. Screamadelica/スクリーマデリカ


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ザック・スナイダー監督「エンジェル ウォーズ」 [●THEATER]

2011年公開作品(原題「Sucker Punch」/アメリカ映画)

とにかく女の子がかわいい!
彼女たちのアクションと張り詰めた表情が最高
いやでもアガる内容なことは確か

[text●k.hayato]

金髪セーラールックの女の子が辛い現実から逃避した空想世界で日本刀と拳銃振り回して、ボンテージ美女の仲間4人とともに巨侍とかゾンビ兵とかドラゴンとかロボットとかと派手にバトルアクションを繰り広げる・・・、ってざっくりとあらすじを書くとあまりに酷い、大変に頭の悪い内容。でもそれでここまでエンターテインしてるんだから、監督ザック・スナイダーのヲタク力強し!という感じ。

テーマとかメッセージにあまり深いものを求めることは重要でない作品であることはすぐわかる。ただそれを申しわけていどに意味ありげな要素を入れてしまっていたのは、話全体を濁らせてしまった感あり。脱出劇の結末とか5つめのアイテムのオチとか正直「なんだそりゃ」と思ったから、べつになくてもよかったところ。ただ唯一、もっと、ちゃんと描いてほしかったのは「ロボトミー手術」のディテールについて。主人公の絶対的な恐怖というファクターなんだから、ここがなおざりに描かれてしまっていたのは残念。何のために何をする手術なのか、結果的にどのような効果をもたらすのかということを説明しないと、空想世界に逃避する理由、そしてその世界では何に象徴され置き換わっているかという話に、必然性が生まれなかったように思える。

一方で、空想世界を展開する=誰もみたことのないダンスを踊る、という図式は見事。空想世界に行く理由と、ダンスがどれだけ凄いものかということの、両方の説明を補完しあう。このダンスを実際に見せてしまうと、劇中でほんとに“だれも聴いたことのない曲”を鳴らしてしまったBECKの映画みたいになってしまうから、この演出は成功といえる。

あとはとにかく女の子がかわいい! 彼女たちの、というか主演のエミリー・ジョーンズのアクションと張り詰めた表情が最高! バトルシーンにも映像と演出に迫力ありまくって、いやでもアガる内容なことは確か。ボンクラ男子の好きな要素をとにかくできるだけ詰め込んだ上で、「これは空想なの! だからスパッと終わっていいの!」と言わんばかりにメリハリを効かせて、テンポよく、そして意味なく続けていく。この爽快なほどの都合のよさは、潔くて、もはや好感がもてる。日本刀とか機関銃とか5つのアイテムとかゾンビとかロボット兵とか、そんなものばかりがなぜ、あんな女の子の空想でててくるのか、というのは無粋というもの。

あんまりシリアスなこと考えたくなく、カワイクてカッコイイ映像が観たいときにおススメです。皮肉ではなく、それだけで充分価値のある作品。
※2011年4月15日から劇場公開中

OFFICIAL WEB SITE→ http://wwws.warnerbros.co.jp/suckerpunch/ 

■cast 
エミリー・ブラウニング(ベイビードール)
アビー・コーニッシュ(スイートピー)
ジェナ・マローン(ロケット)
ヴァネッサ・ハジェンズ(ブロンディ)
ジェイミー・チャン(アンバー )
ブオスカー・アイザック(ルー・ジョーンズ)
カーラ・グギノ(ベラ・ゴルスキー)
ほか


エンジェル ウォーズ オフィシャルガイド (ShoPro Books)

エンジェル ウォーズ
オフィシャルガイド

  • 小学館集英社プロダクション(ShoPro Books)
  • 2011/03/26
  • 単行本


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

BAD SiX BABiES「LAST DAY’S」 [●ROCK]

 2011.04.09 release

今こそこの「生き急ぐスリルを味わえ」
奇跡の復活を果たしたBAD SiX BABiESの新作

[text●i.akira]

ちょうど1年ほど前、BAD SiX BABiES(バッド・シックス・ベイビーズ/以下B6B)がライブをやると聞いた。正直、信じられなかった。あのバンドは何年も前に終わったはずだからだ。しかしそれから1年経った今、俺の部屋では最新型の彼らの音が流れている。今はもう、この奇跡と歓喜に身を委ねるしかない。

2000年8月、当時ボーカリスト不在になったTHE SLUT BANKS(ザ・スラット・バンクス)のメンバーと、THE HATE HONEY(ザ・ヘイト・ハニー)を脱退したばかりの高木フトシ(Vo.)によって結成されたB6Bは、1年半ほどの活動ながら数多くのライブをこなし、全国ツアーも行なっている。しかしけっきょく2枚のシングルと2曲の音源を残し2002年1月に解散してしまった。余談であるが、かつて上京したばかりの自分が最もライブに通っていたバンドである。

さて、今回の復活に際しメンバー・チェンジが行なわれている。前述の高木はもちろん、THE SLUT BANKSとしても活動している戸城憲夫(B.)と石井ヒトシ(G.)はそのままだが、かつてZIGGY(ジギー)で戸城憲夫と鉄壁のリズム隊を誇った大山正篤(Ds.)と、現在活動休止中のThe DUST'N' BONEZ(ザ・ダストゥン・ボーンズ)の坂下たけとも(G.)が加入し、さらなるパワー・アップを遂げているのだ。というより、これはもはやロックンロールのドリーム・チームといっても過言ではない。

届けられた本当に久しぶりの作品「LAST DAY’S」は、全6曲で18分ほどのコンパクトさだ。しかしそこに詰め込まれた熱量は凄まじいものがある。問答無用の王道ぶりとポップさが輝くタイトル曲「LAST DAY’S」、ミディアムながらスリリングな展開と合唱必至のサビがインパクト大の「1 BED ALIVE」という2曲の新曲のカッコよさには脱帽だし、危険な匂いを漂わすミドル・ナンバー「DJ」、激しくも切ないロッカ・バラード「EVERYWHERE」、タイトルとは裏腹の高速パンク・ロック「優しき月の美しさ」など、音源化が熱望されながら叶うことがなかったライブでおなじみの名曲たちも約10年のときを経て収録されているのだからうれしい。また、いちばん驚いたのはリ・レコーディングされた「腐ったガソリン」である。ツイン・ギターのぶつかり合いから一気に畳み掛けるブチキレ具合に鳥肌が立ってしまった。衰えるどころか、さらに勢いを増しているのだから恐ろしい。いや、頼もしいと言っておこう。

「腐ったガソリン」のサビで「生き急ぐスリルを味わえ」という歌詞が出てくるが、それこそこのバンドの魅力を表わした言葉だと思う。再び始まったこのスリルを味わうチャンスは今しかない。

戸城憲夫 OFFICIAL WEB SITE→ http://www.1046.org/ 
高木フトシ OFFICIAL WEB SITE→ http://akuh.seesaa.net/ 

SS factory online shopping[BAD SiX BABiES ]
SS factory online shopping「LAST DAY'S」

lastdays.jpg
「LAST DAY'S」
■Track listing
01. LAST DAY'S
02. 1BED ALIVE
03. 腐ったガソリン
04. DJ
05. EVERY WHERE
06. 優しき月の美しさ




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Bill Evans「From Left To Right」 [●JAZZ]

album 1970 release(CD 1998.11.13)

ちょっと珈琲でも飲むみたいに
一服するみたいに、美しいメロディを奏でる
胸に染み入るような切なさたっぷりの音

[text●h.mariko]

ジャズというと、どうしても敷居が高いというか、ロックばっかり聴いてきた身としては、いったい誰から聴いたらいいのか、わからなかった。さらに、困ったのはそのCDの多さ。膨大な数から、どれを選んだらいいのか、思わず売り場で天を仰いだ。

いろんな楽器があるなか、わかりやすくて聴きやすそうなのはピアノかな、と思って、ピアノのジャズ・プレイヤーで有名なのは誰だろうと調べたら、ビル・エヴァンスを知った。
ピアノの音は好きなのだが、どうも私はピアノに嫉妬しているきらいがある。叩けば音が出る、こういっては何だが、音を出すのにあまり技術の要らないこの楽器。にもかかわらず、小学生の年齢まで習っていたのだが一向に上達しなかったのは、今から思うと単に練習が嫌いだったからだと思う。
が、この人、ビル・エヴァンスはどうだ。
簡単に、なんというか、ちょっと珈琲でも飲むみたいに、一服するみたいに、美しいメロディを奏でている。それだけでも驚きなのだが、このアルバムは右手と左手でそれぞれ違うピアノを弾いているというから驚きも倍増。
胸に染み入るような切なさたっぷりの音、できれば、夜、疲れたときに、少々のアルコールを片手に聴いてみたら、ムードが倍増するのではなかろうか。

奇しくも、彼の命日(1980年9月15日)は、私の誕生日。何やら、運命めいたものを感じる。

TOWER RECORDS ONLINE[Bill Evans]
TOWER RECORDS ONLINE「From Left To Right」

From Left to Right

From Left to Right

  • Bill Evans
  • Polygram Records
  • 1998/11/13
  • CD
■Track listing
01. What Are You Doing the Rest of Your Life?/これからの人生
02. I'm All Smiles/アイム・オール・スマイルズ
03. Why Did I Choose You?/ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー?
04. Soiree/ソワレ
05. The Dolphin-Before/ドルフィン~ビフォア
06. The Dolphin-After/ドルフィン~アフター
07. Lullaby for Helene/ララバイ・フォー・ヘレン
08. Like Someone in Love/ライク・サムワン・イン・ラヴ
09. Children's Play Song/チルドレンズ・プレイ・ソング

bonus tracks(別テイク)
10. What Are You Doing the Rest of Your Life?/これからの人生
11. Why Did I Choose You?/ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー?
12. Soiree/ソワレ
13. Lullaby for Helene/ララバイ・フォー・ヘレン


[Personnel]
Bill Evans/ビル・エヴァンス(P.)
Eddie Gomez/エディ・ゴメス(B.)
Marty Morell/マーティ・モレル(Ds.)
Sam Brown/サム・ブラウン(G.)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

中納良恵「ソレイユ」 [●POPS]

1st. album 2007.09.26 release

ちょっぴり切なくて
たおやかで心強くてフォーキー
幸福な感情に包まれていく

[text●f.chihiro]

EGO-WRAPPIN’のヴォーカリストとして知られる中納良恵のファースト・ソロ・アルバム。

・・・と紹介したあとすぐに後悔する。
このアルバムは“EGO-WRAPPIN’の中納良恵”ではなくて、“いまを生きる1人の女性・中納良恵”として音楽に向き合った1枚だと思うから。
自由な雰囲気と熱い情熱で聴く者の心を刺激してくれるEGO-WRAPPIN’の音楽とは対照的に、この作品はちょっぴり切なくてたおやかでフォーキーな仕上がり。彼女自身によるピアノの音色を基軸に、出過ぎず下がり過ぎずなほかの楽器たちの心強いバックアップが心地よい響きを生んでいる。

幕開けは“日曜の朝の公園”といった印象漂うインストゥルメンタル曲「…」。
子どもたちの無邪気な声と鳥の囀り、切ないピアノの音色がこの作品の世界へといざなう。

憂鬱な雨で長く感じる6月のある日、食卓での幸せな時間=ママの帰りを待つ女の子・・・そんな場面が浮かんでくる「幸福の会話」。
終わりゆく恋を必死で乗り越えようとする女性を描いたタイトル曲「ソレイユ」。
大好きな“あの人”と過ごす何気ない、だけどとびっきり幸せな日曜日は「パステル」色。
考えても分からないことを考えて「あくび」をするより、眠ることも忘れるくらい好きなことをしたい。
蓮の葉の上の滴が、その粒の大きさを増し滑り落ちて、やがて大海原の一片になるさまを紡いだ「しずく」。
別れてしまった恋人を忘れるその日まで、相手も同じように感じていてくれたらと切ない思いを馳せる「no place to hide」。
常に追い追われる立場であることの葛藤を表わすかのような「カーチェイス」。
いつのまにか欲とかしがらみとか、いろいろなものでがんじがらめになっていく“自分”と、昔から変わらずにそこにある空とのコントラストを思わせる「空の記憶」。
本作唯一のカバー「無題4」(オリジナルは戸張大輔)を挟んで、9曲目「空の記憶」の別アレンジ・バージョン「ソラノキオク」。
ふんわりと過ぎていく大切な人との夢見心地な時間が覚めないようにと願う女心がかわいい「夢」。

歌詞における彼女らしい言葉遊びは相変わらずだけれど、何気ない日常の場面を切り取ったかのような言葉のチョイスが、パーソナルな世界観を強くしていると思うし、EGO-WRAPPIN’でのビッグバンドに合わせ観客を煽るようにパワフルかつアグレッシヴに魅せるヴォーカル・スタイルとは異なり、この作品での彼女の歌声は本当に優しくて強くて深くて・・・その“澄んだ感覚”が心の隅々にまで染み渡っていくような気分になる。
「これだ!」って明確な答えはないんだろうけど、メロディと言葉に呼ばれて、聴く人それぞれの心のなかに場面が自然と浮かんでくるような、想像力を掻き立てられる楽曲たち。ソレイユ(太陽)の日差しのような強さと優しさに包み込まれて心はぽかぽか。ほっと安心できる不思議な魅力が宿ったアルバムです。

中納良恵 OFFICIAL WEB SITE→ http://www.nakanoyoshie.com/ 
EGO-WRAPPIN’ OFFICIAL WEB SITE→ http://www.egowrappin.com/ 

TOWER RECORDS ONLINE[中納良恵]
TOWER RECORDS ONLINE「ソレイユ」

ソレイユ

ソレイユ

  • 中納良恵
  • トイズファクトリー
  • 2007/09/26
  • CD
■Track listing
01. ...
02. 幸福の会話
03. ソレイユ
04. パステル
05. あくび
06. しずく
07. no place to hide
08. カーチェイス
09. 空の記憶
10. 無題4
11. ソラノキオク
12. 夢


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

村川透監督作品「野獣死すべし」 [●DVD]

1980年10月公開作品(日本映画)

90分過ぎたあたりの
夜行列車でのロシアンルーレット・シーンは
瞳孔開きっぱなしで、まさに狂気

[text●k.ryo]

鑑賞後・・・
いろんな意味で「なんじゃこりゃ?・・・」ってカンジである。
後半は、夢オチのような幻覚的な展開だし、
ラスト(終わりかた)は、
80年代アングラ映画の定番なのかも

最初あんまりおもしろくなくて、
集中できなかったんだけど、
鹿賀丈史が出てくるくらいから、
なんか目が離せなくなって、
90分過ぎたあたりの、
夜行列車でのロシアンルーレット・シーンは、
瞳孔開きっぱなしで、まさに狂気

松田優作ファンはもちらん、
「タクシードライバー」や
北野武映画の「その男、凶暴につき」とか
昔の浅野忠信が好きな人にもオススメ

「探偵物語」のようなコミカルな松田優作も愛おしいけど、
彼が神格化される要因は、
こういった、
「自分の作品に、命かけてます!」
ってな生きざまから
にじみ出てくるのかもしれない。

ちなみに、この作品の役作りのために松田優作は、
奥歯を抜いたらしい
すでに存在していた藤岡弘や仲代達矢バージョンとの
差別化をはかるためか、
頬をこけ(させ)、普通するぎる髪型も
狂気の表情にひと役かっている

矛盾しているけど、
まさに“クールさと熱さ”が同居する俳優

TOWER RECORDS ONLINE[松田優作]
TOWER RECORDS ONLINE「野獣死すべし デジタル・リマスター版」

野獣死すべし デジタル・リマスター版 [DVD]

野獣死すべし
デジタル・リマスター版

  • 角川エンタテインメント
  • DVD
■cast 
松田優作(伊達邦彦)
鹿賀丈史(真田徹夫)
小林麻美(華田令子)
根岸季衣(原雪絵)
岡本麗(エリカ)
室田日出男(柏木秀行)
風間杜夫(乃木)
岩城滉一(結城)
阿藤快(東条)
泉谷しげる(小林)
ほか


野獣死すべし (光文社文庫―伊達邦彦全集)

野獣死すべし
―伊達邦彦全集

  • 大薮春彦著
  • 光文社(光文社文庫)
  • 1997/01
  • 文庫


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

JUDE「Clarming Bloody Tuesday」 [●ROCK]

1st. album 2002.10.23 release

鼻にかかったような、ちょっと高い声。シャウト
ベンジーの声は一度耳にくっつくと取れなくなって
ついつい、鼻歌うたってみたり、口ずさんでいたり

[text●h.mariko]

表現したい世界を、曲やアルバムでつくりわけるアーティストはたくさんいる。でも、彼、浅井健一は、バンドごとに違う世界観をつくりだし続けているから驚く。その創造力、そして想像力に。
いまは浅井健一名義、またはSharbets名義での活躍が目立つが、個人的にはこのアルバム、2002年に発表したJUDE(ユダ)の「Charming Bloody Tuesday」が大好きだ。

なんというか、暑い日にわざわざ日に当たりながら食べるアイスクリームというか、寒くて凍えるのがわかってるのに手をだしてしまうビールとか、「そんなこといまさら言われなくてもわかってるさ」と言いたいのだけどやっぱりやってしまうなんてことが、このアルバムでは多く歌われてるような気がするのだ。

言葉だけじゃ伝わらないこと。
重たいようだけど、そうでもないこと。
盗みはいけないぜってこと。
大好きだけど、手を繋ぎたいけど、言えないこと。

浅井健一ことベンジーの書く歌詞は、独特の世界観を持っている。それが、楽曲ととてもマッチしてるのが、このアルバムじゃないかなあ、と思う。ゆったりしたテンポ、スロウな楽曲が多いのだが、それは同時発売されたアルバム「DIRTY ANIMAL」との“対比=世界観の区別”なのだろうと思うと、また彼の懐の深さに改めて驚く。

鼻にかかったような、ちょっと高い声。シャウト。ベンジーの声は、好き嫌いのわかれるところだと思う。けれど、それが一度耳にくっつくと、取れなくなるのだ。つい、鼻歌うたってみたり、口ずさんでいることに気がついて、驚く。いまでもときおりこのアルバムを引っ張り出して、まったりゆったりした空気のなかに身を委ねたりしている。

TOWER RECORDS ONLINE[JUDE]
TOWER RECORDS ONLINE「Charming Bloody Tuesday」

Charming Bloody Tuesday

Charming Bloody Tuesday

  • JUDE
  • Sexy Stone Records
  • 2004/09/29(再)
  • CD
■Track listing
01. チェリオメアリ‐
02. Velvet
03. サンディ
04. チャド
05. Zowie
06. シルベット
07. バスケットロードからの脱出
08. サニーのチョコレート
09. 小屋
10. ソファー
11. 愛


DIRTY ANIMAL

DIRTY ANIMAL

  • JUDE
  • Sexy Stone Records
  • 2002/10/23
  • CD
■Track listing
01. カリブの海賊の宴会
02. Lovely
03. Natural Crazy Horse
04. DEVIL
05. Jhonny Sherry
06. チェリーソーダ
07. 透明の戦場
08. Joey in my pocket
09. 白雪姫
10. DISCO 2002


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。